2つの職業 (ページ12)

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『ドッキリの仕掛け人…』

次に頂いた仕事は、仕掛け人

芸人としては、あまり美味しくない仕事

『相手は…？』

「SnowManの向井さんです」

思っていたより聞き馴染みのある名前

『はい、やらせてください』

ジャニーズに美味しいところを持っていかれるのは悔しいが、友達の友達のドッキリを間近で見れるのは嬉しい
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．

『今日一緒にロケをしてくれるのはこちらの方です！どうぞ！』

「どーーーもーー！！！みんなの万能調味料塩麹よりも向井康二です！お願いしまーーーす！！！」

『自己紹介なっっが、、』
「言わんといてくださいよ！！」

今回はシンプルに落とし穴

めちゃくちゃ過酷なロケをして、ドッキリでしたちゃんちゃん♪ 的な

向井さんが過酷ということは、一緒にやる私も過酷ということ
逆ドッキリ？？

『まずは、この崖を登って頂きます』

首が痛くなるほど高い

スタッフは馬鹿なん？

「Aさんも登りはるんですか？」
『みたいですね』
「一緒に頑張りましょね！！」

心が苦しいよ
いいひとすぎるやん、、

向井さんはバラエティ慣れしたリアクションで段々と登っていく

私は高所は得意な方なので、そこまでリアクションはせずに状況説明をしていく

あんまり頑張っても全カットなので後に体力を残しておく

崖を登り終えたあとはバンジーをしたり、など

あっという間に日は落ちた

『次は、この広場で犬を10匹探してもらいます』
「最後企画者疲れました？笑」

無理やり広場に来させるだけの企画に笑ってしまう

向井さんが徐々に落とし穴に向かっていく

「うわぁっ！！！」

向井さんの身体がいなくなった

『てってれー』

【ドッキリ大成功】と赤文字で書かれたパネルを持って落とし穴に近づく

「え！？？ドッキリ！！！？嘘やん！じゃあロケは！？」

『ほとんどカットです』
「嘘やん！！！最悪やぁ！！！！」

スタッフの思惑通りの反応でみんな大満足
・

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全員撤収作業に入って、向井さんがシャワーに向かう時

『お疲れ様でした！すみません今日は』
「いえいえ！ロケカットは辛いですけど、それはAさんもですし、それに！憧れのAさんと仲良くなれたので良かったです！」
『なんて出来た子…ありがとう…』

向井さんの心の広さに涙が出そう

「あ！今度SnowManの楽屋来てくださいよ！みんな喜ぶと思うんで！」

『いいの？じゃあ機会があれば行かせてもらいます！』
「やったーー！！SixTONESに自慢できる！」

ん？