女だからと言わせない。〜新･信長公記〜

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「俺は、俺のことを信じてくれるやつと行動を共にする」


『井伊…』

「御託並べてる時間はねぇぞ！？」

残り、3分……

『楽勝』

「やっちまぇぇぇ！！！」
今川の声でジャージ軍が動いた


「行けぇぇぇ！！！！」
みやびの声で私たちは動く


なんかかっこいい、


赤ジャージ、青ジャージの順番に殴っていっていたのに赤ジャージの次に赤ジャージを殴ってしまって気分が胸糞悪い


「お前、そういう変なとこ治した方がいいと思うぞ。」

『井伊も変なとこあるやん。』

「お前ほどではないがな」


残り、1分


ジャージ軍は逃げ出した

「てめぇら！！どこに行く！！」

真田の声は届かないようだった

本当の仲間じゃなかったんだな、


残り15秒


ほとんどない体力を振り絞り、ホールへ向かう


5、

4、

3、

2、

1


0







『ギッリギリやん、誰やねん楽勝とか言うたやつ』


「お前な」

酒井からのしっかりツッコミを頂戴した


とりあえず勝った、安堵で腰が抜けた


「おいっ、大丈夫か？」

井伊が肩を組んで支えて下さる


『ちょっ、と、寝る。』


「は？」

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