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プロポーズされてから2ヶ月が経っていた。
夏の終わりが見えてきていた。

そして今日は私の両親に挨拶しに行く。
私の実家は東京から遠くなく、車で行ける範囲だった。

雄也「俺、すげー緊張すんだけど」
「アイドル高木雄也なんだから!大丈夫!」

なんて励ましている私も緊張してドキドキしていた。
私に彼氏がいることでさえ、両親は知らない。

____実家

「お父さんーお母さんーただいま」

母「Aおかえり!遠かったでしょ?ってそちらは?」
「中入ってから説明するから!」
リビングに入ると父は本を読んでいた。

父「おかえり。って男連れてきたのか?」

雄也「初めまして」

「まあ、とりあえず座って!」
全員が座ったことを確認して話し始める。

「こちら、1年ちょっと前からお付き合いしている」
雄也「高木雄也と言います」
雄也は私の言葉を遮るように話し始めました。

雄也「今日は結婚のお許しを頂きたく、お邪魔させていただきました」
母「結婚?!って……高木さんだっけ?どこかで見たことありますよね?」

「あの…雄也は…」

雄也「ジャニーズ事務所に所属しているHey!Say!JUMPの高木です」

父「Hey!Say!JUMPってAが好きなアイドルか?」
雄也「そうです」

両親は驚いた表情で口がポカーンと開いていた。
私が親の立場だったら驚いてどうしたらいいのか分からなくなると思う。笑

母「でもAが好きなのは伊野尾くんじゃないの?」


あ……
突然雷雨が打たれたような気持ちになった。

雄也「そうだったみたいなんですけど。今は僕とお付き合いしています」
そうだったみたいってやっぱり雄也も慧のことまだ気にしているのかな。

父「ジャニーズの君とうちの娘が結婚するなんて冗談でしょ?」
雄也「僕は本気です。娘さんを僕にください」
雄也はお父さんに頭を下げた。

ドラマのセリフでも言ってるんじゃないかってぐらい
“娘さんを僕にください“って言葉が似合っていた。

父「娘をよろしくな」
雄也「ありがとうございます!」

さっきまで緊張していた雄也の表情が一気に明るくなった。
結婚許してもらえてよかった。

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くぅ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。違和感なくすごくいいです!これからも楽しみにしています。頑張って下さい!! (2022年4月23日 8時) (レス) @page24 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - くぅさん» コメントありがとうございます!伊野尾くん呼びだったのですね!次の更新から伊野尾くんに変更させていただきます。貴重なご意見ありがとうございました! (2022年4月21日 14時) (レス) id: b3ec9d3ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ(プロフ) - たかいの推しのJUMPファンです。お話は凄く良くて早く続きが読みたいですが、高木さんは伊野尾さんのこと「伊野尾くん」と呼ぶので伊野ちゃん呼びに違和感あります。それ以外は素敵なので続きを楽しみにしています! (2022年4月21日 0時) (レス) @page22 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかん | 作成日時:2022年1月27日 0時

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