【A3！】俺、音響希望ですけど２【男主】

周囲の動揺。 ページ2

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『二人というか、四人ですね』

「ああ。俺と碓氷も行った」

「ええ！？それマジ！？凄い意外なんだけどー！！」








一成さんも驚いているが、他の劇団員も驚いている。
綴さんとか「あの真澄が監督以外と…？」と怯えている。







「土産にケーキを買ってきた」

「嬉しいッス！でも十座さんがみんなと遊びに行くなんて思わなかったッス」









太一さんはとても嬉しそうだ。なぜか尻尾がブンブン振ってるように見える……。








「碓氷、カレーパン買い過ぎじゃないか」

「監督がこれが好きって言ってたから」

「俺も食べたけど、辛さ控えめでうまかった」

『ケーキを食べた後でしたし、辛さがあまり感じなくて美味しかったですよね』









確かに真澄さん、すごい量のカレーパン……。



それを全て監督さんに渡そうとしたが、監督さんはなんの動揺もせず、「ここのカレーパン好きなんだ」と嬉しそうに言う。


その監督さんの表情にも真澄さんはとても嬉しそう。






四人で話していると、他のみんなが無言なことに気づいた。









「ふふ、凄く仲が良くなったんだね」

『……そうですか？』






東さんがニコリと微笑む。


まあ、前よりは仲が縮まったとは思うけれど……。






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