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Ki side
無事にいつも通り収録を終え楽屋に戻る。
…てか一緒に行く?んだよな?
そんなことを考えてたらもう既に準備を終えた藤ヶ谷が近くに来た。
「北山行ける?」
わり、もーすぐ
そう言おうとしたら、
「ガヤ残念。
今日ミツには用事あるんだよ〜」
って藤ヶ谷の肩に手を置きながらにかが入ってきた。
「俺も昨日それでフラれたんだからガヤ俺と一緒に行こーよ」
…なんかコイツ勘違いしてねぇ?
「や、今日は…」
「ごめんにか。…その用事俺」
「………え??」
あ、そんなさらっと言うんですね藤ヶ谷さん。
「…まって。
……ごめんよくわかんないんだけどガヤとミツで行くの?」
「そう、ごめんね?」
「…………ええぇーー!?!?」
「るっせ、黙れ!」
まぁにかが驚くのも無理ない。
俺だってまだ分かんないんだもん。
にかのでかい声で千賀もどうしたの?って来た。
「2人でメシ行くんだってさ」
「へぇ〜、いいじゃん!」
千賀は案外すんなりと受け入れてる。
「だって、そんなの、え?めずらしっ」
「ふふ、だから今日だけ北山貸してよ」
「なんだ、そーゆーことか。
じゃあいいよミツ貸してあげる!」
「ふふ、ありがとう」
「別にお前のもんじゃねーっつーの」
「…じゃあ、行こっか北山」
「おう」
「「楽しんできてね〜!!!」」
うるさいガキ2人に見送られて楽屋を出た。
恥ずかしいわばか。
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作者名:Cherry | 作成日時:2020年5月19日 9時