検索窓
今日:22 hit、昨日:18 hit、合計:98,668 hit

2 ページ2

Ki side








次の日もメンバーでの撮影だった。









昨日あれから帰って思い出してた。



………藤ヶ谷のこと。








考えればきゅっとなる胸の奥。



「……はぁ、なんだよマジで」






俺が期待してるのとは違うって分かってるのに
変に胸が高鳴って中々寝付けなかった。









それで珍しく今日は予定より早めに起きたから
きっと楽屋に一番乗りなはず。







「……お、誰もいない」






案の定ドアを開けるとシーンと静まり返った部屋。








なんか一番乗りって中々ないから新鮮だな。

と同時にうるさい奴らが居なくて少し寂しくも感じる。






早く来たはいいけど何もやることねぇ。









「…寝るか」








昨日あまり寝付けなかったから急に今になって眠気が襲ってきた。









もうすぐで眠りにつきそうになったその時、






ガチャリ







「……あ、おはよ」



「お、おう」



「今日北山早いね」



「…まぁな」









なんでこんな時にもまた藤ヶ谷なんだ?








俺からは少し離れたところにカバンを置くと




「…あ、ごめん。もしかして寝ようとしてた?」




俺が横になっているのに気付いてそう聞いた。







「…や、別に」





なんだか藤ヶ谷と楽屋で2人きりの状況に

慣れてないから気まずくなって、









「…あー俺飲みもんでも買ってこようかな」







起き上がってドアまで向かうと





「北山、」



「…なに?」







いつの間にか俺の真後ろにきていた藤ヶ谷が

俺の頬に手を添えた。





.

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (271 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
556人がお気に入り
設定タグ:藤北 , Kis-My-Ft2 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Cherry | 作成日時:2020年5月19日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。