34.冤罪 ページ34
校長室―
D.Aのメンバーはあの場から逃げ出せたものの
脅されたエッジコムによって全て漏らされてしまった
「ずっと見張っていたのです、ご覧下さい
ｰダンブルドア軍団ｰ
私が申し上げていた事の動かぬ証拠です。コーネリウス」
アンブリッジはホグワーツにファッジ大臣を呼び出していた
ハリーはエッジコムと一緒にパーシーに連れられ
クロウはアンブリッジに呼び出されて校長室に来ていた
「例のあの人に託けて恐怖を煽っても騙されませんわ
嘘で煙幕を張ってその影で
魔法省を我が物にせんと策を巡らせていたのです」
ファッジは闇祓いであるキングズリーと共に来ていた
「その通りじゃ」
「ダメです先生！先生じゃない！僕が！」
責任を負うダンブルドアにハリーが声を上げる
クロウは顔色一つ変えず、1人立っていた
「わしを庇おうとせんでも良い
名簿にははっきりｰダンブルドア軍団ｰとそう書かれておる
ポッター軍団では無い、わしが組織作りを命じたのじゃ
責任は全てわし1人にある」
ハリーに語りかける様にそう話すダンブルドア
「日刊予言者新聞に梟を送れ、急げば朝刊に間に合う
シャックルボルト、ダンブルドアを連行しろ」
アズカバンへ、とそう告げるファッジ
「そこで裁判を待つのだ」
「その問題に突き当たると思うた
幻想を抱いておられるようじゃな
わしが…なんて言うたかの…神妙にする、と
だがわしはアズカバンに送られるつもりは無い」
ファッジの言葉を聞き、ダンブルドアはそう言い放つ
ﾋﾟｨｰ
ﾎﾞﾜｯ
その瞬間、ダンブルドアが両手を上げた所に
フォークスが飛んで来て、炎と共に消え去った
「お気に召さないでしょうが
しかしあの方は…とにかく粋ですよ」
キングズリーがファッジにそう伝える
「ドローレス、話がある」
ファッジは険しい顔でそう言い放つ
ｺｿｯ
「頼んだよ」
キングズリーがクロウにだけ聞こえる様に伝える
『…Mr.ウィーズリー、この2人は
尋問官親衛隊の私が預かりますので』
パーシーにそう伝え、2人を校長室から連れ出すクロウ
ｽｯ
『寮へ戻って大丈夫ですよ』
校長室から少し離れた人気の無い所で
エッジコムに忘却魔法をかけ、寮へ返すクロウ
「クロウ‼︎ダンブルドアが！」
ハリーは我に帰った様にクロウに詰め寄る
ﾊﾞｻｯ
その時、クロウの元に守護霊のグレニアンが現れ
ｰ不死鳥を隠したｰと伝え、光を放って消えた
『彼は安全な所にいるから大丈夫よ』
ハリーに言い残し、クロウはその場を後にした―
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kurou(プロフ) - ルリさん» ルリさん、お褒め頂き光栄です🙇🏻♂️色々と未熟ですが精進していきます！ (2022年1月26日 12時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - とても素敵な作品で、更新が待ち遠しいです！久しぶりのワクワクで読んでいてとても楽しいです！次の更新も頑張ってください！ (2022年1月26日 8時) (レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2022年1月21日 14時
