４.吠えメール ページ4
その後、魔法史や呪文学の授業を終え
ランチの為、大広間へと向かった５人―
「セオドールあなた、また寝てたわね？」
欠伸をするセオドールにパンジーが注意していると
ｸﾞｼｬｧ
梟がグリフィンドールのテーブルで食事にぶつかってしまった
ｸｽｸｽ
生徒はそれを見て思わず笑ってしまう
『あら、あの梟大丈夫かしら』
クロウただ1人、梟の心配をしていた
「ロンに吠えメールが来たぞ！」
グリフィンドールの生徒が騒ぐ
「吠えメール？」
「うるさいから気をつけたほうがいいわよアミー」
吠えメールを知らないアミーにそう促すパンジー
―ロナルド・ウィーズリー！！
車を盗むとは何てことです？
お前にはもう殆ど愛想がつきました！
お父さんは役所で尋問を受けてますよ
それもみんなお前のせいです！
よくお聞き！今度ちょっとでも規則を破ってご覧！
うちに引っ張って帰りますからね！―
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ
吠えメールはそう叫び終えると破けてしまう
「私、あんなの送られたら心臓止まっちゃうわ」
『ふふっ大丈夫よアミーは良い子だもの』
顔を青ざめるアミーを宥めるクロウ
「君には良い目覚ましになったなセオドール」
吠えメールの叫び声に
目が覚めた様子のセオドールを見てドラコは笑う
パンジーとクロウもその様子を見て笑う
「おいおい、やめてくれよ…
次はロックハートの授業なんだぞ…」
よほど嫌なのか眉間に皺を寄せるセオドール
『やめてよセオドール…考えない様にしてたのに』
「そんなに嫌なのか？」
怪訝な顔をするクロウにドラコが問い掛ける
『教科書を読んだの、自分語りのつまらないものだったわ
きっと授業もまともじゃ無いわ…
ダンブルドア校長はなんであの人を教授にしたのかしら』
教科書を買って損したのは初めてよ、とクロウ
「あんなにクロウが人を悪く言うのは初めてよ」
パンジーはその様子に苦笑いしていた
「じゃあクロウ、俺とサボる？」
『授業はちゃんと受けるわよ』
「あーフラれちゃった」
貴方とは違うの、とクロウ
それを飄々と笑って返すセオドール
その後ランチを終え、５人は
闇の魔術に対する防衛術の授業が行われる教室へと向かった―
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
