27.拉致�� ページ27
あれから数日が経過―
「Miss.ロヤリテート、ありがとう」
『いえ、早くみんなに戻って欲しいので
これくらい全然お手伝いしますよ、スプラウト先生』
クロウはスプラウト先生とマダム・ポンフリーの
マンドレイク薬作りを定期的に手伝っていた
「あなたが手伝ってくれたので
もうすぐ完成できそうです。助かりました」
『そう仰って頂けて光栄です。マダム・ポンフリー』
製薬を医務室で行なっていたお陰で
時々体調不良で来るジニーの様子を見る事も
出来ていた為、都合が良かったのである
ﾌﾗｧ
奥のベッドから1人の女子生徒が歩いて行く
「あら、もう大丈夫なのですか？」
「だいぶ良くなったので寮に戻ります…」
「貴女がそう言うのなら…気をつけて戻るのよ」
マダム・ポンフリーにそう言われたのはジニーだ
『マダム・ポンフリー
私がその子を寮まで送って行きますね』
寮監を呼ぶまで時間かかるでしょう？、と提案するクロウ
「えぇ、貴女なら任せても大丈夫でしょう
お願いしますね」
『任せてください。行こうフィデス』
そう言い、ジニーと共に医務室を後にする―
『あら、そろそろファングの様子を見にいかなきゃだわ
フィデス、頼めるかしら』
ジニーを1人には出来ない為、フィデスに頼むクロウ
フィデスはハグリッドの小屋へと向かっていった―
『ジニー？』
グリフィンドール寮へと向かう道中、
段々と足取りが覚束無くなるジニーに声を掛ける
ｽﾞｷﾝｯ
『ｯ…』
あまりに激しい頭痛に思わず壁に手を付け、下を見る
ﾋﾟﾁｬﾝｯ
足元はいつの間にか廊下が水浸しになっていて
その水面に映っていたのは黄色の大きな眼だった―
ｸﾞﾜｯｯ
ファングの様子を見て主人の元へと帰って来たフィデス
主人を攫おうとするバジリスクを背後から襲う
ﾌﾞﾁｯ
フィデスがバジリスクの片目を抉り取る
ｷﾞｨｧｧ
ﾄﾞﾝｯｯ
突然の激痛にバジリスクは鳴き声をあげ
フィデスを下へと叩きつけ、素早く2人を連れ去ってしまう
ｼﾞｭｩｯ
フィデスは水浸しの廊下に叩きつけられ、
体の半分以上が焼け爛れた様になってしまっている
ﾀｯ
だが、フィデスは主人の危機に急いである場所へと急いだ―
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
