22.トム・リドルの日記 ページ22
クリスマス休暇が明け
図書室で復習と予習を終え、寮へ戻ろうとするクロウ―
『ハリーとウィーズリー？』
女子トイレから出て来る二人を見つける
ﾀｯ
『2人共、何をしてたのかしら？』
場合によっては寮監に伝える事になるけど、とクロウ
「「あ…」」
2人は今、自分達が出て来た場所を思い出し顔を見合わせる
『まぁ、良いわ。
そこはマートルがいるから誰も近づかないものね』
クロウの言葉に2人は安心した様な表情になる
『ところで、ハーマイオニーはどうしたの？』
いつも3人一緒じゃない、とクロウ
ﾋｿｯ
「おい、どうするんだ」
「クロウになら言ってもいいと思う」
クロウに背を向けﾋｿﾋｿと話す2人
「えっと、ハーマイオニーはポリジュース薬に
猫の毛を間違って入れちゃって…」
『何ですって？』
その後、ハリーは今までの事をクロウに話す
『…3人共、規則を破る事が趣味なのかしら？
でも、これで分かったでしょ？
ドラコもハリーも継承者じゃない、って』
「うん、わかったけど…」
クロウの言葉に2人は
まだ納得しきれてない、といった表情を浮かべる
ｺﾞｿｺﾞｿ
「あっ、さっきそこで、これを拾ったんだけど
クロウなら何か分かるかな？」
そう言い、ハリーはローブから何かを出す
-トム・マールヴォロ・リドル -
と書いてある日記だ
ｽﾞｷﾝｯ
『っ…‼︎』
見た瞬間に激しい頭痛に襲われるクロウ
「クロウ⁉︎大丈夫？医務室にいく？」
ハリーが心配そうに顔を覗き込む
『寮に戻ろうとしてたから大丈夫よ
ハリー、それにあまり執着しちゃダメよ
あと、何かあったらまた教えてちょうだい』
そう言い残し、クロウはフィデスと共に寮へと帰って行った
「大丈夫か？アイツ」
「最近急に頭が痛くなっちゃうみたい」
そんなクロウをロンとハリーは心配そうに見送った―
一方、寮の部屋へ戻ったクロウ―
『あれだわ…』
クロウはあの日記がルーナが言っていた
ジニーが持っていた日記と同じだと感じていた
『(…もし、あの日記がヴォルデモートの
分霊箱の１つだとしたら…
ジニーが何者かにあれを持たされてしまって
洗脳をされている状態なら…)』
ジニーは純血で1年生であり、
グリフィンドール生だから気付きにくいのも納得がいく
『(でも、何故、誰も近寄らないあのトイレに
落ちてたのかしら…ジニーが捨てたのかしら
それとも、ハリーと接触したくて故意的に？)』
どちらにせよ、かなり危ないわ…と
クロウは校長室へと向かった―
23.荒らされた部屋→←21.クリスマス休暇 ドラコside
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
