13.疑い ページ13
廊下にて―
「本当だと思う？本当に秘密の部屋なんてあるのかな」
「あるわ、クロウもそういってたもの」
ロンの疑問に答えるハーマイオニー
「本当に秘密の部屋があって、
本当にそれが開いたんだとしたら…」
「継承者が現れたって事ね。果たして誰なのか…」
興奮気味に話すハリーにハーマイオニーも眉を上げる
ｽﾀｽﾀ
「考えて見ろよ…」
ロンがそういった時、3人の横を5人が通る
ドラコ、クロウ、セオドール、パンジー、アミーだ。
「…まさかあなた
あの二人のどっちかが継承者だっていうの？」
ドラコとクロウを見るロンに
ハーマイオニーは信じられないわ、といった顔をする
「だってそうだろ
純血主義のマルフォイに、学年1の天才ロヤリテート」
ありえるだろ、とロンは言う
「ロンの言う通りかもしれないよ
クロウは置いといて、マルフォイ一族って
何百年も代々スリザリンの寮だ」
「それを言うならクロウだってそうなるわよ」
何を言ってるのハリー、とハーマイオニー
「グラップとゴイルを騙して何か聞き出せないかな？」
ロンは何か思いついた様に二人に話す
「そこまで間抜けかしら…他の方法があるわ」
疑い続ける2人にハーマイオニーが折れ、提案をする
「ただし、難しいわよ？
学校の規則を50は破る事になるし
おまけに危険なの。とっても、とってもね」
その提案に2人は乗る
図書室―
「最も強力な薬…これだ」
ハーマイオニーは本を取り出し、開く
ﾍﾟﾗｯ
「あったわ、ポリジュース薬
正しく調合すれば、それを飲んだ者を
一時的に別の人間に変身させることができる」
「つまり、僕とハリーが変身するわけ？
グラップとゴイルに？」
「そうよ」
「すげぇ…2人から聞き出せる！」
ハーマイオニーの説明にロンは感激する
「その通り。でも、難しそう…
こんな複雑な薬見たことない…
クロウに手伝ってもらえたら良かったのに…」
記載された説明を見てハーマイオニーは眉を下げる
「作るのにどれくらいかかる？」
「1ヶ月」
「1ヶ月も？」
予想外の回答に驚くハリー
「そんな！もし、マルフォイが継承者だったら
その間にマグル出身の半分がやられちゃうよ」
「分かってる…でも、今はこれしかないの」
ロンがクロウを疑ってる以上、クロウの手は借りられないし…
と、ハーマイオニーは悲しそうに言う
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
