７.初めての友達�� ページ7
あれから二人はアリア自ら手入れしている庭園へ行ったり、
書斎でオススメの本を教え合ったりしていた
「クロウ〜」
「ドラコ〜」
二人の母親の呼ぶ声がして、二人は応接間へと戻る
ﾀｯﾀｯ
「楽しかったみたいだな」
『はい、楽しかったです！
もう、お話は済んだのですか？』
クロノスが微笑ましそうにクロウの頭を撫でる
「えぇ、もうお別れの時間ね」
申し訳なさそうにアリアは娘に告げる
「クロウ、ドラコとあなたは
一緒の学校へ通うからまた会えるわ」
「本当はダームストラングにしようと思ってたんだがな」
悲しそうな顔をするクロウに
安心させる様に、ルシウスとナルシッサが話す
「…‼︎」
ドラコを見ると、彼も意外なことだった様で驚いている
ｶﾞﾊﾞｯ
『嬉しいわ！ドラコ、楽しみね！』
「あ、あぁ」
急に抱きついてきたクロウに驚きを隠せないドラコ
『ありがとうございます！ナルシッサ、ルシウス』
ドラコから離れ、ドラコの両親の元へ感謝を告げるクロウ
「こちらこそだわ、クロウ」
ナルシッサは朗らかな笑みを向けてくれた
ｻﾞｯ…
玄関へと移動するマルフォイ一家
今回もクロノスが送って行く事になっている
「いつでも遊びに来ていいのよ」
「ありがとうございます」
アリアにそう声をかけられ、お礼を言うドラコ
それぞれ別れを告げ、玄関の扉が閉まる
ﾊﾟﾀﾝｯ…
『ねぇ、お母様』
「なぁに、クロウ」
部屋へと戻る途中、クロウが問い掛ける
『クリスマスプレゼント贈ったらダメかな？』
先程できた友達である、ドラコへと言う事だろう
アリアは嬉しそうに微笑むと
「あら、喜ぶと思うわよ？
今度、プレゼント選びにいきましょうか」
『ありがとうございます、お母様！』
パァッと嬉しそうに笑うクロウに
また、微笑ましくなるアリアだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
