44.賢者の石�� ページ44
スリザリン寮談話室―
「あらクロウ、ご機嫌ね」
『えぇ、ちょっと嬉しいことがあったの
えっと…パンジー、アミーは一体どうしたの？』
上機嫌で帰って来たクロウに声をかけるパンジー
クロウはその隣の項垂れているアミーの様子を問い掛ける
「学期末試験、緊張してあんまり調子出なかったんですって」
「クロウがせっかく教えてくれたのに…」
パンジーは肩をすくめながらアミーを見る
アミーはグズりながらクロウを見上げる
『まだ1年生だもの、そういうこともあるわ
あんなに頑張ったんですもの、大丈夫よ』
微笑みながらアミーの頭を撫でるクロウ
「クロウはアミーに甘くないか？」
「君にはみんな何も言われたくないと思うぞ」
セオドールとドラコだ
『授業は真面目に受けないし、それに加え
自習中も落書きしてる人には誰も慰めないわ』
「そりゃそうね」
クロウとパンジーに呆れられているセオドール
その様子を見てドラコとアミーも呆れている
「俺は程々で良いの」
明らかに不貞腐れるセオドール
それを見て4人は手の付けようがないな、と顔を見合わせていた
『(ダンブルドア校長の不在、
クィレル先生からの嫌な気配、
分かりやすく行動する3人、
何もないと良いのだけど…)』
クロウは少し不安要素が拭えずにいた―
一方、廊下にて―
「ハグリッドにドラゴンをくれた人は絶対スネイプだよ
スネイプはフラッフィーの宥め方を聞き出したんだ」
ハリーはロンとハーマイオニーにｺｿｺｿと話す
「ダンブルドアもいないし…」
ハーマイオニーも不安そうな顔をする
ｽﾞｲｯ
「どうかしたのかな？グリフィンドールの諸君
こんな天気の良い日に外にも出ずに何をしているんだね？」
スネイプ先生がｺｿｺｿしている3人に疑いの目を向ける
「あ、その…私達はただ…」
3人は分かりやすく言葉を詰まらせる
「気をつけたまえ。
怪しまれますぞ、企みでもあるのかと」
そう言い残し、スネイプ先生は何処かへ行く
「ハリー、どうする？」
スネイプ先生が去ったのを確認してハーマイオニーが口を開く
「石を探しに行く、今夜だ」
ハリーはそう決心した
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kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
