13.再会 夢主side ページ13
フィデスを追いかけていたら
ドラコを見つけ、緊張が解けていくクロウ
プレゼントしたラペルピンを付けていてくれたこと、
髪飾りに気付いてくれたこと、凄く喜びを感じていた
ｺﾞｿｺﾞｿ
「？何をしてる？」
母と共に作ったクッキーを取り出しているとドラコに問いかけられる
『お母様とクッキーを作ったの、食べようかなって
ドラコも食べる？』
味に自信はある、と思い聞いてみる
「あぁ、一つ貰う」
『はい、どうぞ』
彼はやっぱり優しい顔で笑う、とクロウも自然と笑顔になる
ｻｸｯ
『美味しい？』
「…美味しい」
『本当？良かった』
ドラコの口にあった様で、ホッとするクロウ
『グラップとゴイルもいる？どうぞ』
彼等はドラコと共にこのコーパメントの先客で
先程、挨拶した時も頷くだけだったが、お菓子が好きなのか
そう問い掛けると強く頷いていた
ﾊﾞｸﾊﾞｸ
『本当にお菓子が好きなのね』
クロウはあまりの食いっぷりにｸｽｯと笑ってしまう
それから、4人でクッキーを食べながら
ドラコとお互いに勧めた本の感想を話したりしていると、
ドラコが外の景色を見て、ｽｯと席から立ち上がる
『？どうしたの？』
クッキーの空き箱を片付けつつ、問い掛ける
「もうすぐ着くはずだから、君はここで着替えると良い
僕らは別のところで着替えて、待っとくよ」
『もうそんな時間なのね、ありがとうドラコ』
クロウが感謝を伝えると、
ドラコはグラップとゴイルと共にコーパメントを後にした
ｽｯ
ローブに着替え終えると丁度良いタイミングで駅に着いた
ｼｭｩｩｩ
クロウとフィデスは荷物を持ち、降りる
「よく来た、イッチ年生！こっちだぞ！」
大柄な見覚えのある男性がホームで叫んでいる
ﾀｯﾀｯ
『ハグリッド？』
「おぉ！クロウ、久しぶりだな！
また、べっぴんさんになったな！」
クロウは父の知り合いであるハグリッドを覚えていた
小さい頃にあったことがある程度だったがお互いよく覚えていた様子
『ふふっありがとう
フィデスも大きくなったのよ』
軽い世間話をしていると呼ぶ声がする
「クロウー」
ドラコだ、ボート乗り場で待ってくれている
「ほれ、呼ばれとるぞ」
『うん、またねハグリッド』
ハグリッドと別れ、ドラコの元へ急ぐ
4人でボートに乗り、ゆっくりと進んでいると
「さっきの奴知り合いか？」
きっとハグリッドのことを言っているのだろう
『えぇ、お父様の知り合いよ』
「そうか」
クロノスは顔が広いもんな、とドラコは納得していた
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kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
