episode581 アルミンside ページ32
アルミンside
アニ「それでいつまでいるの？」
子供たちと兵長、ジャンやコニー、ライナーが遊んでいるのを見ながら
アニがAに聞いた。
Aは、ヒストリアにも聞かれたわ、と微笑んだ。
その笑顔は5年前と変わらず、とても綺麗だった
貴「しばらくいるわ、行きたい場所が沢山あるから」
ミカサ「どこに泊まってるの？」
貴「海沿いにヒストリアが宿をとってくれたの」
ミカサ「そう」
貴「明日は…リヴァイと地下街へ行ってくるつもりよ」
アニ「…懐かしい。昔、一緒に地下街に忍び込んでたっけ」
貴「それにしてもあの時のアニの変装似合ってなかったわぁ〜」
アニ「なっ！？……そういうのはその時に言って」
貴「ふふっ」
Aは木の根元の墓石に手を触れた。
ミカサ「エレンも…Aたちが来てくれて喜んでる」
貴「…エレン、ここに来るまで時間がかかってしまったけど
やっとあなたに会いに来れたわ。
ありがと…エレン」
ﾊﾞｻｯ…
一羽の鳥がAの肩にとまった。
貴「！……ふふっ」
鳥は彼女の周りをクルッとひと飛びして、空高く飛び上がった。
貴「あの子、よく来るの？」
ミカサ「…うん。いつも来てくれる」
ミカサはマフラーを握った。
人は死んだらどうなるのか、解明することができない永遠の謎
だけど僕達は信じている
死んだ人々は、何かに生まれ変わって
きっと自由を謳歌している、と。
貴「ねえ、アルミン。お願いがあるの」
アルミン「え、僕に？」
貴「えぇ。あの2人…ガブリアとミハエルに話して欲しいの」
アルミン「なにを？」
貴「私たちの物語を…」
アルミン「それは構わないけど…」
貴「…あなたたたちの夢は叶ったよ、って伝えて欲しいの」
アルミン「！！」
かつて、エルディア帝国を納めていたという双子の話。
その子らが願った夢は
世界の人々全てを家族と、呼ぶことだった。
きっと君が双子を授かったのは、運命の奇跡だったのかもしれない。
貴「4年前あの子たちが産まれて…その時ガブリアとミハエルを思い出したの」
アルミン「A…」
貴「ふふっ…
それにしても、5年も経てば誰か結婚でもしてると思って楽しみにのに…残念」
アルミン「今までバタバタしてたから…でもこれからはゆっくり過ごすよ僕達も」
貴「それがいいわね」
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紅茶 - 完結おめでとうございます。出会ったのは最近ですが、ものすごく面白い作品だったので二週間足らずで全て読み終えました！本当に素敵な作品を書いてくださりありがとうございました！そしてお疲れ様でした！ (2月15日 15時) (
レス) id: dd90f074e1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し19669号(プロフ) - 完結おめでとうございます...涙 あまりにもハッピーエンドで心がほかほかします。幸せをありがとうございます。お疲れ様でした！ (2月9日 1時) (レス) @page50 id: 4cf7214f71 (このIDを非表示/違反報告)
花咲(プロフ) - 完結おめでとうございます。この作品の最後をこの目でリアルタイムでみれて幸せでした。これからの番外編も楽しみにしています。改めて、完結おめでとうございます。素敵な作品をありがとうございました。 (2月6日 17時) (レス) @page50 id: f0b973bc64 (このIDを非表示/違反報告)
高橋 - 無事完結おめでとうございます！4、5ケ月前にこの素晴らしいお話があるしり今日までずっと楽しみにしていました！最後はリヴァイ兵長も夢主も幸せそうでほんとによかったです！！今までほんとにお疲れ様でした！！次の番外編も楽しみにしてます！！ (2月6日 0時) (レス) id: 2973651174 (このIDを非表示/違反報告)
箔月(プロフ) - 完結おめでとうございます！終わり方がめっちゃ綺麗！涙が止まらない…。 (2月5日 18時) (レス) @page48 id: 26079ce184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2024年1月27日 7時
