episode553 アルミンside ページ4
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アルミン「ｯ…僕は何も諦めません！！」
ジーク「…どうして…」
アルミン「それは……仲間が戦っているんです！！
今ならまだ多くの人々を救えるから…！！」
ジーク「なぜ負けちゃダメなんだ…？
生きているということは、いずれ死ぬということだろう？」
アルミン「！」
ジーク「案外…事切れる前はほっとするのかもな…
なんの意味があるのかも分からず…ただ増えるためだけに…踊らされる日々を終えて…
これで自由になったって…
やっとこの悪魔に創られた世界から開放される…と」
僕は下を向いた。
言葉を返せないから…
でもそんな時、僕は足元の砂に埋まる“1枚の枯葉”を見つけた。
それを拾い上げて、あの日のことを思い出した。
エレンとミカサと僕の3人でかけっこをした日
その日は風邪が温くて、ただ走ってるだけで気持ち良かった
枯葉がたくさん舞った…
そして僕はこう思ったんだ…
アルミン「僕はここで3人でかけっこするために生まれてきたんじゃないかって…」
雨の日、家の中で本を読んでいる時も
リスが僕のあげた木の実を食べた時も
みんなで市場を出歩いた時も
僕は…何度もそう思った。
アルミン「この…なんでもない一瞬がすごく大切な気がして…」
ジーク「！それは……」
アルミン「砂に埋まっていたんです
僕にとってこれは増えるために必要でも何でもないけど…
すごく大切なものなんですよ」
僕は埋まっていた1枚の枯葉を拾い上げて、ジークさんに手渡す。
ジーク「…あぁ…そうだ……
ただ投げて…取って…また投げる、それを繰り返す」
ジークさんにはまた別のものに見えているようだった。
ジークさんは、それを受け取ると懐かしそうにそれを見つめた。
ジーク「なんの意味もない…でも…確かに…
俺はずっとキャッチボールをしてるだけで良かったよ」
アルミン「……ジークさん…Aの力が必要です」
ジーク「………あぁ」
僕らは座標にいるAに向かって歩き出した。
「………」
アルミン「……？」
しかしそこには…鎧を着て武装をした数人の男の人たちが座標を…Aを囲むように建っていた。
ジーク「彼らは進撃の巨人の歴代の継承者たちだ…ここでAちゃんを守ってる」
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紅茶 - 完結おめでとうございます。出会ったのは最近ですが、ものすごく面白い作品だったので二週間足らずで全て読み終えました！本当に素敵な作品を書いてくださりありがとうございました！そしてお疲れ様でした！ (2月15日 15時) (
レス) id: dd90f074e1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し19669号(プロフ) - 完結おめでとうございます...涙 あまりにもハッピーエンドで心がほかほかします。幸せをありがとうございます。お疲れ様でした！ (2月9日 1時) (レス) @page50 id: 4cf7214f71 (このIDを非表示/違反報告)
花咲(プロフ) - 完結おめでとうございます。この作品の最後をこの目でリアルタイムでみれて幸せでした。これからの番外編も楽しみにしています。改めて、完結おめでとうございます。素敵な作品をありがとうございました。 (2月6日 17時) (レス) @page50 id: f0b973bc64 (このIDを非表示/違反報告)
高橋 - 無事完結おめでとうございます！4、5ケ月前にこの素晴らしいお話があるしり今日までずっと楽しみにしていました！最後はリヴァイ兵長も夢主も幸せそうでほんとによかったです！！今までほんとにお疲れ様でした！！次の番外編も楽しみにしてます！！ (2月6日 0時) (レス) id: 2973651174 (このIDを非表示/違反報告)
箔月(プロフ) - 完結おめでとうございます！終わり方がめっちゃ綺麗！涙が止まらない…。 (2月5日 18時) (レス) @page48 id: 26079ce184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2024年1月27日 7時
