9th 彼女は傍観者【進撃の巨人】 (ページ49)

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episode548 No side ページ49

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ガビ「ジークさんと接触する直前に対巨人ライフルでエレンの首を飛ばしたの

そしたら…エレンの背骨辺りから光るムカデみたいなのが飛び出して…エレンの首と繋がった…

それは…Aさんが叫んだのと同時だった…」

リヴァイ「………」

アニ「何それ気持ち悪い…」

ガビ「それが始祖の巨人…いや、巨人の力の正体だとしたら…」

ミカサ「…私はAが光るムカデのようなものに吸収されるのを見た…」

コニー「あ？…どういうことだ…？」

全員が困惑する中、ただ1人

何かに勘づいている男がいた。

リヴァイ「………そいつは…」

ジャン「……」

リヴァイ「Aが2000年前に契約したという…
“大地の悪魔”だろう」

「「！！！」」

リヴァイ「そいつが消えれば…巨人が消える、とAが言っていた」

ガビ「…エレンの首を落としたらまた…出てくるかもしれない…？」

リヴァイ「もしくは…Aの首を落とした時か……どちらかだ」

彼らは息を飲んだ。

かつてAを利用し、世界に巨人の力を目覚めさせた根源…そいつを殺さない限りこの戦いは続くかもしれない…

アニ「……Aは他になんて…」

リヴァイ「そいつがどうやったら死ぬのかは知らねえらしい」

アニ「………とにかく、奴が現れたら抑え込むしかないって訳」

ジャン「…何か手があると信じてぇな…」

彼らは再び、巨人の上空へとたどり着いた。

白の巨人《………》

白の巨人が空を見上げると、多数の戦鎚の巨人と思われる巨人が出現し
弓を構えた。

ライナー「ファルコ！！飛来物に注意しろ！！来るぞ！」

オオオオオオオオオオッッ＿！！

ファルコ《！！今だ！！》ﾌﾞｵｫｯ＿

ファルコが速度を上げて、飛んでくる矢を交わし

戦鎚の巨人へと向かって飛んだ。

ジャン「行くぞ！！」

ライナー「アルミンを頼んだ！！」

ジャンとライナーがファルコから飛び降りた

ｶｧｱｯｯ＿！！！！

雷が落ち、鎧の巨人が現れる。

ミカサ「ジャンｯライナーｯ！」

コニー「頼むから、死ぬなよ…！！」

ライナー《ああ、…お前らもな。

戦鎚の巨人は俺が引きつける。

今だ！！ジャン！！》

ジャン「(ﾀﾞｯ……耐えてくれよｯ…ライナー！！」

ジャンが頭骨に向かって駆け出した

ジャン「俺が起爆させるまでｯ……！！」