9th 彼女は傍観者【進撃の巨人】 (ページ32)

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episode531 ページ32

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ミカサ「…あなたの罪を一緒に背負いたい。

あなたと同じ罪が私たちにもある、だからもう…ｯ
私たちを遠ざけないで……！

だから、お願い！！帰ってきて…ｯ」

リヴァイ「…だとよ、エレン。
さっさとAを…俺の女を返してもらおうじゃねえか

今ならケツに蹴り入れるだけで勘弁してやる

…おい、なんとか言ったらどうなんだ」

そして、私の前に子どもの姿のエレンとユミルが現れた。

エレン「………A」

貴「…エレン……みんなを声を聞いて」

エレン「…その必要は無い」

エレンが私へ触れると、エレンは口を開いた。

＿＿
エレン「地ならしは止まらない

パラディ島の未来を、かつてのフリッツ王のように身勝手に放棄することも無い

俺は進み続ける」
＿＿

ミカサ「エレン！！！！」

みんなの前にも姿を現した。

アルミンとミカサとジャンとコニーは、輝く大木のほうへ

こちらへ向かって走り出した。

ジャン「はぁ？！…子供、じゃねえか！」

アルミン「でもｯ…あれはエレンだよ！！！」

ミカサ「ｯ…エレンｯｯ！！」

ジャン「なぜダメなんだエレン！！俺らが信用出来ねえってのか！！」

アルミン「どうして！僕らが巨人の力を使えるままにしたんだ！ここならいくらでも話せるだろう！

話してくれよｯ…僕らはずっと一緒だ！！
これ以上遠くへ行かないでよ！！エレン！！」

そんな彼らにエレンは、答える。

＿＿
エレン「俺は自由を手に入れるため…世界から自由を奪う

Aを守るために、Aを支配する

だが、お前らからは何も奪わない

お前たちは自由だ」
＿＿

「「「！！！」」」

走ってもこちらへは近づけない。

＿＿
エレン「お前らが世界の自由を守るのも自由

俺が進み続けるのも自由

互いに曲げられぬ信念がある限り

俺たちは衝突する

俺たちがやることはただ1つ

＿戦え」
＿＿

アルミン「！！
じゃあ…なんて、僕らをここへ呼んだんだよ…」

＿＿
エレン「Aを連れ戻すため

そして話し合いは必要ないと話すため」
＿＿

リヴァイ「ｯ！！！」

＿＿
エレン「俺を止めたいのなら俺の息の根を止めてみろ

お前らは自由だ」
＿＿

＿＿＿ｶﾞﾀﾝｯｯ！！！

オニャン「なんだ！！どうした？！」

私たちは再び飛行艇の中へと戻っていた。

そして私は………