episode503 ページ4
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マガト「走れ走れ！！」
フロック「！アズマビトの整備士だ！！殺せ！！」
フロックの掛け声で兵士たちが銃を整備士に向けて撃つ。
が、ハンジさんやミカサによって、妨害される。
フロック「クソ！！
(なぜアズマビトがでてきた？危険を犯してまでどこに…まさかｯ！)」
マガト「船はすぐそこだ！走れ！」
フロック「(まずいぞ…本当に大陸で飛行艇を完成させる気なのか…？クソ…)
ありったけの雷槍を持ってこい！奴らは船でエレンを殺しに向かうつもりだ！
なんとしてでも船を破壊しろ！！
エレンが殺されれば、パラディ島は血の海に沈む。
全世界から報復され、お前たちの親や兄弟も子供も皆殺しだ！
心臓を捧げよ！！！」
「「「心臓を捧げよ！！」」」
オニャン「奴ら船を狙い出したな」
ファルコ「！そんなｯ」
オニャン「あれじゃあ女型も鎧も出航までもたないぞ…」
貴「雷槍が厄介すぎるわ…」
車力の巨人で建物の影に隠れて、様子を伺う。
船を狙い出した兵士たちは、武器を銃から雷槍だけに切り替えてる。
ライナーの鎧も撃ち砕く程の力を持つ雷槍にアニの女型が耐久出来るわけないわ。
こんな時…私の硬質化後からさえあれば…。
ファルコ「俺も戦わなくちゃ…」
ガビ「？」
ファルコ「顎の巨人の力を使ってｯ」
ピーク《それはダメ、初めての巨人化は上手くいかない》
貴「そうよ。まだ使いこなせないわ」
ファルコ「でもこのままじゃ！」
ピーク《私に任せて。私はあなたたちを船に運んだ後、戦闘に加わる》
ファルコ「ガリアードさんだったら…こんなとこでグダグダ悩むこともなかったのに…ｯ」
貴「！！」
ガビ「ファルコ！！待って！！！」
ファルコが車力から飛び降りて駆け出してしまった。
気持ちがよく分かってしまう…私もそう…ファルコがガリアードならと考えるように、私は力があればと考えてしまう。
この状況をどうにか出来るかもしれないのに、と。
貴「…ｯ」
リヴァイ「…おい、A」
貴「！リヴァイ…」
リヴァイ「今できることに集中しろ」
貴「ｯ……ピーク、先に私たちを船に。ファルコはそれからよ」
ピーク《…了解》
マガト「乗れ！！急いで炉を沸かせ！」
ピーク《マガト隊長！ファルコが…！》
マガト「！！！」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2024年1月19日 11時
