episode526 ページ27
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アズマビト「塞がった！！燃料をいれろ！！」
ドドドドドドドオオオオオオオｯ＿！！！！！
ﾄﾞｫﾝｯ＿
ハンジさんが巨人を1体仕留めたんだろう…
大きく倒れる音がしたから。
アズマビト「もうここまでだ！！エンジンをかけろ！！
機体を前に押すんだ！！！」
みんなが飛行艇の機体を前へと押す。
アズマビトの整備士たちは船に乗り込み、あとは私たちが飛行艇を飛ばすだけ。
ドドドドドドドオオオオオオオｯ＿！！！！！
オニャン「みんな、乗り込め！！飛ぶぞ！！」
私たちは飛行艇に飛び乗った。
みんなが飛行艇の窓からハンジさんを見つめる中私はリヴァイの隣で彼の手をただギュッと握って、密かに感じていた
燃えて散りゆく闘志を……。
リヴァイ「…じゃあな、ハンジ」
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ハンジside
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ハンジ「！！飛行艇は！！！」
私はハッとして、起き上がった。
目の前には青い空…とまっさらな大地。
「飛び立ったよ」
ハンジ「！！エルヴィン、みんな…」
エルヴィン「ハンジ、お前は役目を果たした」
ハンジ「…そうか」
また空を見上げると、一機の飛行艇が空を飛んでいた。
安堵した。
無事に彼らを飛び立たせることが出来たと。
私は目の前に差し出された、モブリットの手を掴んだ。
モブリット「分隊長…」
ハンジ「やだなぁ、もう団長だよ…って…それももう違うか」
モブリット「そうですね、ハンジさん」
ハンジ「はぁ…全く団長なんかに指名されたせいで大変だったよ！
エレンのバカがさぁ…」
エルヴィン「あぁ、大変だったな。ゆっくり聞くよ」
エルヴィンやミケ、ナナバ、そしてモブリット…死んで行ったはずのみんなが目の前にいる。
ここにはたくさんの人が居て…
知らない顔もいっぱいだ。
死んだはずなのに…何故か温かい、と感じる。
エルヴィン「…ここはAの中らしい」
ハンジ「A、の？」
エルヴィン「……全てのユミルの民は繋がっている…」
ハンジ「！」
瞬きをひとつすると、
気がつくと目の前におおきな大木が。
大木の根元には空洞があって…よく見ると白く輝く糸のような何かが見えた。
ハンジ「あれは……？」
「…Aですよ、ずっとあそこで眠っています」
ハンジ「サシャ！？」
サシャ「ハンジさん、お疲れ様です！」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2024年1月19日 11時
