episode444 ジャンside ページ45
ジャンside
俺は宿舎の寝床のベッドの上で、耳を塞いだ。
考えるのは…未来のことだ
家は当然
セントラルの一等地を要求する。
朝だろうと、昼だろうと上等の酒をかっくらってやる。
誰にも文句は言わせねぇ。
嫁も子供も…孫の代まで幸せに暮らせる権利があるはずだ。
そうだろ？
俺たちが命懸けで戦ったからこの島には未来があるんだ…
＿「王のお通りだ！！みんな！！王に敬意を！！」
街の人々が、家の中から街道へ出て盛大な拍手で出迎えている。
家の窓から顔を出す人々が色とりどりの花弁を振らせる。
白銀の髪の女王は、美しい白馬に乗り、護衛の兵士たちに囲まれて人々の喜びに溢れる街道進む。
色とりどりの花弁は、女王の美しさを際立たせる。
＿「女王陛下がこの島を世界から守ってくれなければ！我々は地獄を見ていた！」
＿「女王陛下万歳！！！」
＿「我らが真の女王様はあなた様しかおりません！！」
＿「A女王に喝采を！！！」
ﾜｧｧｧｧｱｯ＿＿
島を脅かすものはなにもなくなった。
また脅かすものが現れれば、女王陛下がその力で俺たちを守って下さる。
女王陛下に勝る者は誰もいない。
俺たちは自由だ…
戦うこともない…
もう…自分の幸せを生きていいんだ。
ジャン「………」
＿「…………」
街中の人々の喜びの中、ただ1人…女王陛下だけが…笑っていない。
ジャン「ｯｯ……」
ｺﾝｺﾝｯ…ｺﾝｺﾝｯ
誰かが小窓から俺を呼ぶ。
「ジャン…私だ」
聞くな……俺は何も聞かなかった。
行くな考えるな…このままじっとしていればセントラルの一等地が手に入る。
このまま…………ｯ
「よく来たね、ジャン」
ジャン「…ハンジさん」
ハンジ「ミカサから話を聞いていたところだ、現場にいなくて申し訳ない…過酷な状況下でよくやったよ、君たちは」
俺は来てしまった…
ジャン「…リヴァイ兵長は…」
ハンジ「無事では無いが、生きているよ。暫くは戦えないけど…
そして、私たちは車力の巨人らマーレ残党と手を組んだ」
「「！？」」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
