episode341 リヴァイside ページ42
リヴァイside
ハンジ「せめてあの子が本当に居なくなる前に…ちゃんと話さないとね」
＿＿＿…… 壁の巨人は
この島の外にある
全ての地表を踏み鳴らす
そこにある命を
この世から駆逐するまで……＿＿＿
ハンジ「！！！！！…今のまさか…！エレンが世界を！！？」
夢を見た。
エレンの訳の分からねえ声と訳の分からねえ場所で目が覚めた。
ハンジ「リヴァイ！」
全身が酷く痛むが、どうやらハンジが色々としてくれたようだ。
最後の記憶は…ジークを逃したこと…
やつの覚悟を見抜けなかった。
あの夢はなんだったんだ…俺は砂の上に寝ていた。
そして知らない女とエレンの声だけが聞こえた…
何も分からないが…アイツとおなじ同じ匂いがした気がした。
ハンジ「リヴァイ！起きなくていい！
…寝たまま聞いてくれ。ジークはイェーガー派とシガンシナ区へ向かった。それから半日ほど経ってる」
リヴァイ「……」
ハンジ「…それで何があったの」
リヴァイ「ヘマをした。奴に死を選ぶ覚悟があることを…見抜けずに…また、逃がした」
ハンジ「無念でならないだろう…でも今は…」
リヴァイ「Aは…どこだ」
ハンジ「！」
リヴァイ「…Aは…」
ハンジ「……エレンと一緒のはずだよ、なんせAが壁の硬質化を解いたはずだからね」
リヴァイ「…Aを…探さねぇと…」
ハンジ「何言ってるんだよリヴァイ！その体で無理に起き上がったら傷が開いちゃうだろ！？
…Aを探すって…どうして？」
リヴァイ「…泣いてるはずだ」
ハンジ「どうして…そう思うの…？」
リヴァイ「……さあな、勘だ」
泣いている気がする…
誰かがそばに居てやらねえと、あいつは自分で自分を絞め殺しちまう。
誰か…それは、俺だ。
俺以外の適任はいない。
ハンジ「…なら、尚更君は安静にしているべきだ。
もう少しでできるんだ」
リヴァイ「できるってなんだ…お前、まさかアレで俺を馬で引こうってんじゃないだろうな」
ハンジ「……あぁ」
リヴァイ「…まあお前が蚊帳の外で大人しくできるはずがねぇか」
ハンジ「ははっ…できないよ。まだ私は団長だからね」
A…今更お前に生きろと言っていいものか
分からない。
だが…
俺は……
……お前が欲しい。
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
