episode340 No side ページ41
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ﾊﾞｧﾝｯ…！！！
1人の義勇兵が声を荒らげると、フロックはなんの躊躇いもなく鉛玉を義勇兵へ打ち込んだ。
ジャンと、そこへ階段を登り駆け付けたミカサは愕然とした。
フロック「俺はエレンの代弁者だ
エレンが島の外の問題を完全解決するなら、俺も島の中の遺恨を完全に消し去る。
とにかく、俺たちはあの地獄を生き残ってようやくこれを手にしたんだ…
これがなにか分かるか？」
ジャン「……」
ミカサ「……」
フロック「自由だよ！！
もうお前らは戦わなくていい、好きに生きていいんだ」
ジャン「……終わった、のか…？」
フロック「終わった。だからもう…昔のジャンに戻れよ。
いい加減でムカつく生意気なヤローに」
ミカサ「…フロック、リヴァイ兵士長とハンジ団長はどうしたの？」
フロック「あぁ…残念ながらジークに殺された」
ミカサ「そんな……ｯ」
フロック「もう休めよ。お前らはもう十分だ。
俺はこれから、Aを探す。エレンがAをこの世界に戻してくれているはずだからな」
ジャン「………」
フロックら兵士たちが、義勇兵達を連れてその場から居なくなった後…
ジャンとミカサは2人その場に残った。
ジャンは彼女がかけつけるまでの会話を伝えた。
ミカサ「………エレンがAを…エルディア帝国の王にするって…ほんとなの」
ジャン「……信じたくねえよ。あいつはAの本物の望みってやつを叶えるつもりなんだと信じたい」
ミカサ「…もう訳が分からない…」
ジャン「…あぁ、俺もだ」
ミカサ「……」
ジャン「……Aをここから逃がす手を考えねえと」
ミカサ「……うん」
ジャン「……」
その頃、Aはある部屋の中で小さく縮こまっていた。
貴「……どうして…ｯこんなことにｯ……」
彼女の目から涙が溢れ続けた。
貴「知ってるなら教えてよ…エレンｯ……私の望みを…ｯ
私には分からないｯ…」
貴「……ユミル…どうしてなのｯ…」
Aは何度も目を閉じて、エレンやユミルのいる“道”の世界へ行こうと試すが、入れない。
Aの本体は座標”の中心で鎖に繋がれ、地ならしを動かしている…
彼女の意識だけが現実世界へ落とされていた…エレンとユミルの意のままに。
彼女は泣き続ける…
貴「……会いたいよぉ……
リヴァイ……ｯ」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
