episode338 アルミンside ページ39
アルミンside
アルミン「エルヴィン団長がここにいたら…こんな無様に当たり散らしたりしなかったのにね…
今、答えが出た」
ずっと僕は納得いかない。
アルミン「……生き返るべきだったのは僕じゃなかった…」
あの時…僕なんかに注射を使わなかったら
エルヴィン団長がこの瞬間をどうにかしてくれるはずだ。
エレンもこんなことにはならなかったかもしれない…
全部あの時から間違っていたんだよ。
僕は立体機動装置を装着して、ミカサを置いて部屋を出た。
アルミン「ごめん、ミカサ…」
あんな突き放すような言い方をするつもりはなかったんだ。
もうどうしたらいいか分からないんだ…
ごめん。
ガビ「ね、ねぇ…A・フリッツはどうして巨人の世界を創ったの…」
アルミン「……」
ガビ「…A・フリッツが巨人をこの世界に創らなければこんなことにはならなかったはずでしょ…？」
アルミン「…ガビ、…Aが何故巨人をこの世界に創ったのかは分からない。
けど、これだけは言える…Aは世界の平和をだれよりも願ってた」
ガビ「でも…こんなことになったのはA・フリッツのせいでしょ」
アルミン「…2000年も考えて考えて…平和のためにエルディア人達のために何とかしようとした。でもダメだった…希望も何も…Aには無かったんだ。
だからどうか…Aを責めないであげてほしい」
僕は馬を走らせながら隣を走るガビにそう言った。
ガビ「…どうして…」
アルミン「……なにが？」
ガビ「どうして…そんなこと分かるの…？あなた達だってA・フリッツに散々利用されてきたんだよ…憎くないの？」
アルミン「…憎くない、憎めないよ…
だってAはこの世界で1番優しい人だから」
ガビ「…ｯ……」
アルミン「…だから、Aに会ったら責めないであげて欲しい。
Aが僕達エルディア人のことなんて言ってるか知ってる？」
ガビ「知らない、けど…」
アルミン「“家族”って言うんだ…Aにとっては僕も君もみんな」
ガビ「家族…」
アルミン「だから、僕はAを憎くおもったことなんてない。
きっと君もAと話したら分かるよ」
ガビ「………」
アルミン「…Aは君たちの思う悪魔何かじゃないってね」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
