episode323 No side ページ24
No side
貴「あら？もう戻ってきたみたいね」
全てのエルディア人が繋がる木の根に広がる池から水をくんでいたAは
グリシャの記憶に入っていたはずの2人が戻ってきたことに気づいた。
ユミル「………」
貴「………」
ジーク「エレン…お前が…父さんを壁の王や世界と戦うように仕向けた…のか？」
エレン「……」
ジーク「進撃の巨人に…本当に時を超える能力があるのなら…
都合のいい記憶だけをグリシャに見せて過去に影響を与えることも可能なはず…
父さ…グリシャは復権派の勤めを躊躇ってきた…
記憶を見るに、始祖の巨人を奪っても自分がその力を使えないことを知っていたから…
しかし…始祖を奪いそれをお前に託した…もっと先の未来を見たからだ…
先にある“何か”を…お前が見せたことで…」
エレン「…感謝してるよ兄さん
あんたと俺が接触したことで今の道がある」
ジーク「…ｯ？！…俺の望みではなく、お前の望みが叶うって…
言っていたぞ…？」
エレン「…あぁ。
“あれ”を見たのは4年前…俺は親父の記憶から未来の自分の記憶を見た。
……あの景色を」
ジーク「！！！」
Aの隣でその2人の姿を見ていたユミルが、ジークに向かって歩き出した。
貴「ユミル？？」
ユミルは何も言わずに
ジークの腕に付けられた鎖を壊した。
そして、手枷と鎖が外されたジークはユミルに大声で命じるのだった。
ジーク「始祖ユミル！！
すべてのユミルの民から生殖能力を奪え！！！！」
貴「！」ﾋﾞﾘｯ
ユミル「…」
Aの全身に雷が走った。
貴「………」
ユミルはジークの命令を聞くと、Aに向かって歩き出した。
エレン「！！」
ジーク「父親の記憶からどんな未来の景色を見たのか知らないが…お前は全てを見たわけじゃないんだろ？
例えばお前がここで始祖の力を使えないことを知らなかったように…
お前は無力なままだ」
エレン「ｯｯあぁぁあああ！！！！！」
鎖に繋がれていたエレンは、強引に自身の指を犠牲にしつつ鎖から抜け出し、歩き出したユミルを追いかけた。
ジーク「………無駄だエレン…
一度動き出した始祖ユミルを止めることなど誰にもできない。
ユミルの民の体の構造を変える為の条件は、
始祖の力を持つ王家の血が始祖ユミルに命じ、Aちゃんと接触することにある」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
