episode302 No side ページ3
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「ぎゃぁあ！！悪魔だ！！！悪魔が来たぞ！！！」
「構うな！！撃て！！！全弾くれてやれ！！！」
「うぉおおおお！！！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ＿＿
ｽﾞﾊﾞｽﾞﾊﾞｽﾞﾊﾞｽﾞﾊｯｯ＿＿！！
激しい弾丸の嵐と、Aの剣がぶつかり合い…
血飛沫が宙を舞う。
弾丸の猛威は徐々に弱まり、彼女の足元には無数の兵士の亡骸が転がっていた。
貴「………」
「Aさんｯ…なぜ味方の兵士までｯ……！！」
「殺すのはマーレの兵士達だけでいいんです……ｯｯ！！」
彼女の足元に転がる死体には、立体機動装置をつけた兵士たちも混ざっていた。
その光景を見ていた立体機動装置をつけた兵士たちは
彼女の心を諌めようと必死だった。
「俺たちは味方です！あなたとエレンについて行くと決めた！！」
「あなたこそが真の王！！…なのになぜ仲間を…」
貴「……ねえ、私のお願い。聞いてくれる？」
「は、はい！なんでしょうか…？」
Aは妖艶な瞳でその兵士の顔にそっと優しく手を触れて微笑んだ。
兵士は、初めて間近で見た彼女の美しさに目を奪われ、頬を赤く染めていた…
貴「私の願いはただひとつ。
この世界の人類の滅亡、それだけよ」
「…え？なにを……」
貴「だからね。全員、…死んでくれる？」
「！？！！！」
ｽﾞｼﾞｬｱｯｯ＿！！！！
次の瞬間、その場の近くにいた全兵士の心臓に氷柱が突き刺さった。
Aは満足そうに微笑んでまた次の場所へと歩き出すのだった。
彼女にはエルディアもマーレも関係なかった。
今の彼女にあるものは…願い続けた“運命”のみ。
貴「そういえば…殴り飛ばしたピークの姿を見失ってしまったわ」
Aは車力の巨人のゆくえを頭で考えながら、
自分に向かってくる兵士たちを次々と串刺しにしていった。
貴「もう少し…待っていてねユミル。
もう少しで…私たちはこの地獄から開放されるから」
ﾄﾞｺﾞｫﾝｯｯ＿！！！
貴「！！？！」
ピーク《お見事です、マガト隊長》
貴「！エレン！？」
Aは音の被害の方へ振り返ると
そこには頭を撃たれ、家屋に寄りかかるように動かないエレンの姿があった。
貴「ｯ……」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
