episode314 No side ページ15
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ジーク「ユミルは王家の血を引くものを自分の主人だと思い込み、服従し続ける…始祖の力は俺が手にした」
エレン「馬鹿な…」
ジーク「お前は鍵に過ぎなかったんだよ、エレン
お前の本音を聞くまで待っていて良かった…」
ｼﾞｬﾗｯ…
エレン「！！！」
いつの間にかエレンの両腕には鎖が繋がれていた。
ジーク「お前は悪くない！俺たちは最悪の父親に生み出されてしまった哀れな被害者だ！
俺には助けてくれる別の父親がいた！お前にも必要だ。
俺は決してお前を見捨てはしない！
俺が始祖の力でお前を治してやる！！」
ジークがエレンの肩を掴み、その手に力を込めた時…
Aが動き出した。
貴「ふふふふっ…ジーク、少し勘違いしているみたいね」
ｼﾞｬﾗｯ…
ジーク「？！」
ジークの腕にエレンと同様の鎖が繋がれた。
ジークは困惑していた……彼の思い至った考えではAは始祖の命令にのみ従う存在…
なのに、自分が今ユミルの作られた鎖で自由を奪われていることが理解できなかった。
Aはユミルの隣に並ぶと、その優しい瞳で微笑んだ。
貴「私とユミルは奴 隷なんかじゃないわ」
エレン「……」
貴「私とユミルは運命を共に歩む、友達よ。
私はユミルの命令に従ってるんじゃないわ、ユミルの願いを代弁しているだけなのよ
それと…巨人の力の王は、私。
私こそがこの世界の元凶であり…全てのエルディア人と繋がることの出来る…“座標”そのもの。
鍵に過ぎなかったのは…あなたも同じなのよ？ジーク」
Aはエレンとジークに歩み寄ると、2人の肩にそっと手を触れた。
貴「まあそうねぇ…折角だから、ジークの言うようにあなたたちのお父様の記憶でも見に行って来るといいわ
きっと何か…気づくことがあるはずだから…ふふっ
時間は無限にあるわ、行ってらっしゃい」
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ＿＿＿＿＿
2人の体がスっと何かが抜けたように軽くなり、2人は立ったまま気を失った。
貴「…記憶の中へ飛んだわね」
ユミル「………」
貴「ユミル…時が来たわ。彼らが戻ってきたら…この世界とはおさらばできる。
2人が戻ってくるまでゆっくりお話しよう？ユミル」ｷﾞｭｯ
ユミル「…(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
