episode313 No side ページ14
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貴「………」
ユミル「………」
2人の少女がエレンとジークをただ見つめていた。
ジーク「ここで自由に動けるのはお前だけだ。お前だけが始祖ユミルとAちゃんに命じることが出来る
俺とクサヴァーさんと…お前の夢だ。頼む。世界を救ってくれ」
エレン「……」
ジーク「…エレン…？始祖にこう伝えるんだ！
全てのエルディア人を今後永遠に子供を作れない体にしろと。地ならしで連合軍を潰すのはその後でいい！」
エレン「…全てのエルディア人を安楽死させる…」
ジーク「…エレン」
エレン「こんなふざけた計画俺は到底受け入れられない！」
ジーク「！！」
エレン「悪いが兄さん、俺はここに来るためにアンタに話を合わせていただけだ」
ジーク「ｯｯ……エルディア人がいる限り、この地獄は終わらないんだと…お前がここでやらなければこの先も殺し合いは終わらないｯ…俺たちが繰り返してきたことがずっと続く…
なぜだ？！エレン！答えてくれ！」
エレン「俺がこの世に生まれたからだ」
ユミルはAの隣から1歩ずつ前へ歩み出した。
エレン「始祖ユミル、俺に力を貸してくれ」
しかしユミルはエレンの手を取らず、その後ろで鎖に繋がれていたジークの方へ近寄り、かしずいた。
エレン「！？」
ジーク「なんだよ…やっぱりかよ…お前だけは分かってくれると信じたかったｯ…これもあの父親に洗脳されちまったからなのか？！エレン！！」
エレン「…これは…どういうことだ…」
ジーク「お前が目を覚ますまでの長い時間で俺は多くを学んだ。始祖ユミルはなんでも作れる…こんな土塊の鎖でも」
ジークは自分の首に付けられた鎖をボロボロと壊してみせた
それはユミルによって作られた見せかけの鎖であった。
ジーク「王家の血を引く俺が求めればな
俺は歴代の壁の王とは違い、初代王の思想に染まらぬままここに到達した。そして気の遠くなる時間を始祖ユミルとAちゃんと過ごす中で、不戦の契りを無効化することに成功した
Aちゃんはほとんど何も答えちゃくれなかったけどな」
貴「………」
ユミル「………」
ジーク「絶大な力を持つ始祖ユミルとAちゃん…
始祖ユミルの、その正体は自分の意思を持たない。
Aちゃんはユミルを可哀想に想い、ユミルの願いを叶えるための存在…
彼女たちは互いに共依存した奴 隷たちだ」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
