episode312 No side ページ13
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エレン「……ここは…」
ジーク「全ての道が交わる座標…だと思う…
恐らく始祖を継承した王家は、ここへ来たんだろう。その力を行使する際に」
見渡す限りの砂の大地…
目の前には輝く大きな木のようなもの…恐らくそれが座標であり、その上に伸びるものは道…ジークはそう考えていた。
ジークは座ったままその首を無数の鎖に繋がれていた。
エレン「兄さん…」
ジーク「待ちくたびれたよ…エレン。お前が回復し目を覚ますまで何年もここにいたような気がする…何年も。
よく分からないがここでは全て一瞬の出来事だ
お前の首はガビに吹っ飛ばされ…完全にこと切れる前に俺と接触を果たした。
成功したんだ…俺たちは始祖の力を手に入れた」
ジークが目線を前へ向け、エレンも同様にジークの目線の先…座標へ向けた。
エレン「誰か…いる」
その先には…見覚え之ある白銀の髪の少女と、金色の髪の少女が立っていた。
ジーク「始祖ユミル…そして、Aちゃんだ」
エレン「！Aと始祖ユミル…だと？なぜわかる？」
ジーク「Aちゃんは分かるとしても、もう1人は始祖ユミル以外にこんなところをプラプラ歩いている人がいるか？
何より始祖は、この砂で俺の半身を修復し、俺を生き返らせた。
ユミルはここで巨人を作っている。俺たちが巨人の力を欲する度に…果てしない時間を費やして…」
エレン「ずっとここに1人……」
貴「ふふっ…エレン、そしてジーク
この世界へようこそ」
Aがエレンの前へやってきて微笑んだ。
貴「と言っても…エレンは1度この世界へ来たことあるわね」
エレン「？…あの時か…お前が牢の中で眠っていて、俺はお前に触れた…」
貴「えぇ、そうよ。
紹介するわね、あの子がユミルよ。私の1番のお友達なの！
ユミル！彼がエレンよ、何度も話したでしょう？」
ユミル「………」
貴「自己紹介は終わったことだし、本題に入りましょうかジーク」
ジーク「Aちゃん、俺には始祖ユミルのこと紹介してくれないのなんなんだよー…まあいい。
エレン、始祖ユミルに命じるんだ、俺たちの願いを！」
エレン「…その鎖は」
ジーク「…俺の自由を奪う鎖だ、これが不戦の契りってやつらしい…お前なら始祖に命じることが出来る。そしてAちゃんの力さえも手に入れることが出来るんだ！」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
