episode310 No side ページ11
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ライナー《うぁぁぁあ！！》
ライナーはエレンと無垢の巨人を両手で押さえつけた。
ライナー《(2体は無理だｯ…エレンに逃げられるｯ…ファルコに介錯をｯ…俺が…ｯ)》
エレン《うぉおお！！》
一瞬の躊躇いで押さえつけられていたエレンが、鎧の手から逃れジークの元へ走り出そうとした。
が、ライナーもそう簡単にはジークの元へ行かせるつもりない、と走り出すエレンの足をグッと掴んだ。
「ぐぁぁう！！」ｶﾞﾊﾞｯ
ライナー《(！？ファルコっ！？俺の項を…！！)》
無垢の巨人がライナーの項へと噛み付いていた。
エレンは自分の足を掴む鎧に必死に蹴りをいれる。
はやくジークとの接触を果たすために＿
Aが待っている…運命のために。
ﾄﾞｺﾞｫﾝｯｯ＿！！！
エレン《！！！》
ライナー《なんだｯ…！！》
そして再び獣の巨人の項に、砲弾が撃たれた。
マガト「今度こそ仕留めたかｯ…確実に。ひとまず危機は去った。
残るは始祖のみ！お前の脊髄液をよこせ！！」
砲撃の照準は
今度はエレンに向けられた。
エレン《(くそｯ……)》
撃たれる、そう思った直後＿
ﾄﾞｫﾝｯｯ！！！
車力の背中の砲撃砲に向かって雷槍が放たれた。
アルミン「一足遅かったか…ｯ」
ミカサ「んあっ！！！」ｽﾞﾊﾞｯｽﾞﾊﾞｯ
ピーク《もうあなたたちは終わったの！！終わったのよ！！》
車力を仕留めにアルミンとミカサが現れ、乗っていたマーレ兵士2名が切り落とされた。
シガンシナ区内のジークからは蒸気が発せられその場には骨だけが残されていた。
貴「あらあら〜…」
ライナー《(終わった…のか…もうエレンはしその力を使えないｯ…俺たちは勤めを果たした。もう任せてもいいよな…あとは硬質化を解くだけで…俺は終わる……
鎧を引き継ぐのは…ファルコだ)》
「ゥウウウウ…」
ライナー《……？…？！》
ライナーが全ての終わりを悟って、ファルコの無垢の巨人に食われようと意志を決めたその時…
鎧に噛み付いていたはずの無垢の巨人が、顔を上げて別の方へ興味を示した。
ポルコ「…もう…体を治す力も使い果たしちまった…
だが、タダじゃくたばらねぇ」
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猫まる(プロフ) - lokilokiさん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月26日 18時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 龍亜さん» ありがとうございます！！完結までどうぞよろしくお願いします！頑張りますね！ (12月26日 18時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 今回のお話もとっても面白かったです(*≧∀≦*)次の更新も楽しみにしています。 (12月25日 9時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月19日 10時
