episode157 No side ページ8
・
雷槍の攻撃によって、
鎧の巨人は再起不能の状態に。
ライナーの頭がふっ飛ばされ、もう1発直接雷槍の攻撃を受ければ彼は死んでしまうだろう。
その頃……
リヴァイ「小さつ奴らをとっとと片付けろ！！獣の巨人が動く前にだ！損害は許さん！絶対に死ぬな＿！！」
「「はっ！！」」
ウォールマリア内ではリヴァイを筆頭に、兵士たちは小さい巨人たちから馬を守っていた。
新兵たちが馬を引連れ壁沿いへと移動していく。
リヴァイ「クソ…うんざりだ。弱ぇやつはすぐに死ぬ
雑魚はそこにいろ、エルヴィン」
リヴァイは巨人を倒しながら、壁上にちる団長エルヴィンに向けてそう呟いた。
既に負傷者を複数出しており、
以前の精鋭達のいなくなった調査兵団では十分な戦力とは言えないものであった。
しかし、それだけの損害がなければここまでたどり着けなかったのもまた事実。
エルヴィンはその事実を胸に、失った右腕に手を触れた。
エルヴィン「………」
自分の夢の為に、仲間や部下たちに
“心臓を捧げよ”と鼓舞し…
彼は今…大勢の屍の上に立たされていた。
それでもエルヴィンの脳裏にチラつくのは、エレンの父の隠していた地下室の事だった。
この作戦が失敗しても地下室へ行けるかもしれない…
世界の真相を求める彼の“欲”……
Aはその欲深さに敬礼した。
エルヴィン「………奴らの目的はエレン…そして、
A・リシェリアの奪還」
作戦決行の数日前、
彼が最後にAの牢を訪れる前日の事だった。
Aが協力する姿勢を見せたとアルミンたちから報告を受けた後……
アルミン「エルヴィン団長、…Aは協力すると言ってくれましたが次の作戦に連れていくのは危険かもしれません」
エルヴィン「何故だ？」
アルミン「確かにAは、今の調査兵団の中では必要な戦力となります。
しかし…以前エレンをライナー達から奪還した作戦で、彼女はライナーに1度捕まっています」
エルヴィン「……では、彼らの目的はエレンだけでは無い、と？」
アルミン「はい。…あの時、Aは巨人化したと思われます…エレンの“始祖の巨人”の力による命令によって。」
そしてエルヴィンはAを作戦へ参加させないことを決定したのだった。
まさかAが＿＿
戦いの行く末を見に来ているともつゆ知らず＿＿。
episode158 No side→←episode156 No side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» いやむしろウェルカムですよ？！？！リヴァイと夢主の会話はもう私も大好きなんですよ！！だか、むちゃ嬉しいです！！ (12月5日 5時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - またまたコメント失礼します😭何度もコメントしててうざったらしいと思いますが本当に1話1話()感想書きたいぐらい大好きなんですっ！！！(？)兵長との会話とかもう好き過ぎてリピートしまくってます！！何度も読みたいって思える作品です！！本当に応援してますね！！ (12月4日 7時) (レス) id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» そんなそんな！ありがとうございます！！頑張りますっ！ (12月2日 5時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - 一気更新とっても嬉しいです！！物語での夢主ちゃん出すタイミングとか神過ぎませんか？？？！この先気になり過ぎて本当に楽しみです！！これからも応援してます！！ (12月1日 20時) (レス) @page26 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月1日 10時
