episode196 ページ47
・
イェレナ「あなた方はマーレが誇る戦士隊を打ち負かし、さらに超大型巨人や女型の巨人といった主力兵器を奪った。
マーレは敵の多い国ですので、諸外国は瞬く間に連携し戦争の火蓋が切られたのです」
ハンジ「すると…あなた方はマーレへ恨みを持つ亡国の民であり、マーレ軍に潜伏する諜報員のようなものなのかな？当たり？」
イェレナ「……諜報などと呼べるような代物ではありません…
マーレに故郷を奪われ、兵士として調教された我々はとても非力であの大国に抗う気は失いつつありました。
彼に導かれるまでは…」
貴「……」
イェレナ「マーレや多国が悪魔と呼ぶ巨人…私には全く別のものに見えた…
無力な私たちに希望を見せてくれました。私たちはジーク・イェーガーの命を受け、上官を討った反マーレ義勇兵です。
その目的は全エルディア人の解放」
貴「………」
イェレナ「全ては生存が危ぶまれるエルディア人の救済を目的とし、そのために我らが“神”の力をお借りしたい。
ジークにはこのエルディア人の問題を一挙に解決する秘策があるのです。
その秘策を行うためには、始祖の巨人と王家の血、そしてA・フリッツの力が必要です」
ハンジ「その秘策って何？」
イェレナ「それは条件が揃ってからだと、ジークより言われています」
リヴァイ「A…何か知ってるか」
貴「いいえ。何も。…ジークとゆっくりお話したことなんてないもの」
リヴァイ「殺しかけたことはあるがな」
貴「ふふっ」
ハンジ「とにかく、これは我々だけで判断していい事じゃない。1度持ち帰らせて貰うよ」
イェレナ「構いません」
貴「それで？ここに来たの目的はそれだけ？」
イェレナ「…さすが“神”よ…お察しが良いですね。
私たちはこの島の発展に力を貸すよう言われています、力をつけしましょう」
貴「あら、素敵」
それから私たちは、マーレの義勇兵たちと共に本部へ戻り会議を開いた。
そこで様々な意見があったが、今後マーレに立ち向かうためには力をつけなければならないと判断に至り、義勇兵の力を借りて島の発展をめざした。
マーレ兵が持っている銃や汽車…そして島から外の世界を知っていく。
調査兵団のみんなは未知の世界に興奮していた。
イェレナ「…“神”よ」
貴「イェレナ、話って？」
イェレナ「ジークからあなたへ伝言を預かっています」
貴「ふふっ…聞きましょう」
episode197 アルミンside→←episode195
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» いやむしろウェルカムですよ？！？！リヴァイと夢主の会話はもう私も大好きなんですよ！！だか、むちゃ嬉しいです！！ (12月5日 5時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - またまたコメント失礼します😭何度もコメントしててうざったらしいと思いますが本当に1話1話()感想書きたいぐらい大好きなんですっ！！！(？)兵長との会話とかもう好き過ぎてリピートしまくってます！！何度も読みたいって思える作品です！！本当に応援してますね！！ (12月4日 7時) (レス) id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» そんなそんな！ありがとうございます！！頑張りますっ！ (12月2日 5時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - 一気更新とっても嬉しいです！！物語での夢主ちゃん出すタイミングとか神過ぎませんか？？？！この先気になり過ぎて本当に楽しみです！！これからも応援してます！！ (12月1日 20時) (レス) @page26 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月1日 10時
