episode180 No side ページ31
・
ハンジ「…A・フリッツはそれから100年の時をこの壁の中で過ごし、とある“運命”を待ち続けた…
少し推測を混ぜて話しますと、
彼女の言う“運命”とは、彼女の死であり、壁内人類の解放…つまりは、運命を動かす鍵は王家から始祖の巨人を取り上げる事、であると考えられます。
そして誰もいなくなった手記にある通りグリシャ・イェーガー氏は託された“進撃の巨人”の力で使命を果たし、“運命”は動き出した。
始祖の巨人の力は息子エレンへ託されました。
始祖の巨人が進化を発揮するその条件…始祖の巨人がA・フリッツの巨人を従わせられる条件は、王家の血を引くものがその力を宿すこと、
だが、その者が力を持っても壁の王の思想に囚われ、A・フリッツの巨人を従わせるどころか、残された選択肢は自死の道のみとなる。
恐らくそれが、不戦の契り。
しかしながら…過去にエレンは、姿を現したA・フリッツの“白の巨人”を操り、無垢の巨人を動かし窮地を逃れたことがあります。
王家の血を引く者ではないエレンにも、始祖の巨人の力を使える可能性があるのかも知れません 」
ハンジの語る調査報告にその場は静まり返っていた。
そんな中、進撃の巨人と始祖の巨人の力を託されたエレンは
牢の中で見た記憶…自分の父の記憶と自分の記憶を照らし合わせた。
そして彼は…ある事実を知った。
エレン「…まさか！！」
ｶﾞﾀﾝｯ＿！！
ハンジ「(ﾋﾞｸｯ…」
突然立ち上がったエレンに、ハンジは肩をビクつかせた。
ハンジ「びっくりした…どうしたの？突然」
エレン「あ…いや……」
ザックレー「…続けたまえ、我らの巨人よ」
エレン「………なんでもありません
会議を妨げてすみません……」
エレンは席に座った。
エレン「(このことは誰にも話していない…話せるわけが無い…
母さんとハンネスさんを殺したあの巨人が父親が前に結婚してた相手だったなんて…
なにより、こんなことを話したら…
王家の血を引くものを巨人にして、俺が接触すれば始祖の巨人の力を扱える…かもしれない
この可能性があると言えば…兵団はヒストリアをどうする……
巨人にして力のある巨人を食わせるに決まってる…ｯ…
そんなこと…ヒストリアに……ｯさせたくねえよ) 」
episode181 No side→←episode179 No side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» いやむしろウェルカムですよ？！？！リヴァイと夢主の会話はもう私も大好きなんですよ！！だか、むちゃ嬉しいです！！ (12月5日 5時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - またまたコメント失礼します😭何度もコメントしててうざったらしいと思いますが本当に1話1話()感想書きたいぐらい大好きなんですっ！！！(？)兵長との会話とかもう好き過ぎてリピートしまくってます！！何度も読みたいって思える作品です！！本当に応援してますね！！ (12月4日 7時) (レス) id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» そんなそんな！ありがとうございます！！頑張りますっ！ (12月2日 5時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - 一気更新とっても嬉しいです！！物語での夢主ちゃん出すタイミングとか神過ぎませんか？？？！この先気になり過ぎて本当に楽しみです！！これからも応援してます！！ (12月1日 20時) (レス) @page26 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月1日 10時
