episode172 ページ23
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車力の巨人は吹っ飛ばされた後、すぐに私から逃げるように壁へと走っていった。
くわえられたジークは残りの無垢の巨人たちを従わせようとするが、私の前ではそれも無効化され
私は逆に無垢の巨人たちに命令を下した。
＿＿互いを殺せ
と。
リヴァイ「なんの、つもりだ……ｯ」
掌でヨロヨロと立ち上がったリヴァイは、ついに膝をついた。
正気をまるで失っているような彼の目は…酷く、荒んでいた。
リヴァイ「…なんでここに来た……ｯ…手を出しやがって…お前のせいで仕留め損なったじゃねえか…ｯ…」
＿＿ｼｭｳｳｳｳｯ…
リヴァイ「…奴を追え…ｯ俺は誓った…ｯ」
私は項から顔を出して、リヴァイを見つめた。
リヴァイ「奴を追え……Aｯ！！」
貴「………」
巨人化した私を見るのは初めてのはずなのに。
彼の目には今…ジークしか映っていなかった。
そんなボロボロの身体でジークを討てるはずない…
でも、あなたが諦めが悪いことを私は知ってる。
エルヴィン団長の命令を全部、確実に今まで遂行してきたことを知ってる。
今もそう…エルヴィン団長からの命令を遂行しようとしてる。
それが彼を動かしてる。
貴「わかったわ」
リヴァイ「……」
私はジークを連れ去った車力の巨人を追って走り出した。
すばしっこい車力の巨人はぴょんぴょんと壁の上にたどり着き、シガンシナ区へと足を踏み入れた。
リヴァイ「奴は俺が…仕留めるｯ」
といっても…リヴァイの立体機動装置のガスはもうジークをやった時に切れている。
だから私は巨人から抜け出して、つけていた立体機動装置のガスをリヴァイのものへつけた。
リヴァイ「………」
貴「ガスがないのに、あなたに追えるわけが無いでしょ。
少しは冷静になってリヴァイ」
リヴァイ「……あぁ」
リヴァイは私に目もくれず、ジークを追って行ってしまった。
壁の上に取り残された私…
なんで動いちゃったかなぁ…
なんて、少し自分の行動に後悔した。
…私はただリヴァイを失うのが怖くて…ついうっかり動いてしまってた。
貴「まあ、やってしまったから仕方ないわね」
私は壁の上に座って…その後の様子を眺めた。
ジークはエレンと顔を合わせたが、すぐに車力の巨人と一緒に離れ、ライナーだけを奪い、リヴァイから逃れるため壁のうえへ戻ってきた。
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» いやむしろウェルカムですよ？！？！リヴァイと夢主の会話はもう私も大好きなんですよ！！だか、むちゃ嬉しいです！！ (12月5日 5時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - またまたコメント失礼します😭何度もコメントしててうざったらしいと思いますが本当に1話1話()感想書きたいぐらい大好きなんですっ！！！(？)兵長との会話とかもう好き過ぎてリピートしまくってます！！何度も読みたいって思える作品です！！本当に応援してますね！！ (12月4日 7時) (レス) id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» そんなそんな！ありがとうございます！！頑張りますっ！ (12月2日 5時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - 一気更新とっても嬉しいです！！物語での夢主ちゃん出すタイミングとか神過ぎませんか？？？！この先気になり過ぎて本当に楽しみです！！これからも応援してます！！ (12月1日 20時) (レス) @page26 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年12月1日 10時
