episode109 ページ10
Aside
ヒストリア「うるさいバカ！！泣き虫！！黙れ！！」
エレン「へっ…！？」
ケニーに睡眠薬を打たれたせいか頭がクラクラしてる
気を抜いたら本当に眠ってしまいそう。
体を鉱石の柱に繋がれながら
私は必死に意識を保っていた。
絶対にヒストリアにエレンを食べさせたりしない…
それは私のため……
でも…それだけじゃないわ
友達を食べるなんて、辛いに決まってるものｯ…！！
私は体の中で睡眠薬を抹消しようと全神経を研ぎ澄ませる。
はやく
エレンとヒストリアを奪ってここを出るの。
そんな中薄ら薄らとしてる意識の中で、
ロッド・レイスが嘆く声とヒストリアの声が聞こえた。
ヒストリア「巨人を駆逐するって！？誰がそんな面倒なことやるもんかっ！！人類なんて嫌いだ！
巨人に滅ぼされたらいいんだ！！！
つまり私は人類の敵！！わかる？！最低最悪の超悪い子！！」
貴「ヒストリア……ｯ」
ヒストリアがエレンのもとで鎖を外しているようだった。
良かった……
ありがとうヒストリア…
ヒストリア「私はAを悪魔だなんて思わない！！！
Aは感情のない人じゃない！！超絶優しい私の友達！！
何があったって私の友達なの！！誰にも文句は言わせない！！！」
貴「ｯ……」
ヒストリア「エレンとAをここから逃がす！そんで全部ぶっ壊してやる！！」
ヒストリアの言葉に私は涙を流した。
そして私は…また、眠ってしまった。
＿＿＿
＿＿
＿
貴「……」
私は砂の大地に居た。
目の前には大きな光があって空へ続いていた。
眠る度にに私はここに来る。
ここにいる女の子に会いに。
貴「“運命”は守られたわ…これで…きっと」
女の子は私に近づいて、私の体に腕を回した。
そんな女の子の頭を私は撫でた。
貴「“運命”は私が守るから…全部うまくいったら、私もあなたも自由になる」
ヒストリアが巨人になってエレンを食べないことを選んだ、
おかげで私は安心して、また過ごせるもの。
ただ…もう調査兵団ではいられないかもしれないわね
貴「でもまあ…リヴァイとお話できたからいいかな」
みんなが私を知る。
タイミングは、ちょっと良くないし
知り方ももっとなんか平和な感じで知って欲しかったけれど
貴「あとは…次の段階に進むのを待つだけね」
＿＿＿
＿＿
＿
episode110→←episode108 ヒストリアside
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
