episode107 ヒストリアside ページ8
ヒストリアside
貴「………ソイツは…アナタを…みて、ない…」
ケニー「睡眠薬効かねえのかおめぇは…
Aの言う通りだぜ？ヒストリア。コイツはお前の血に要があるんだけだ。
おまけに自分が巨人になりたくねぇから、弟や娘に擦り付けるようなクズだ！それがお前の父親だ！！」
ロッド「違うぞ…ヒストリアｯ
私が巨人になるわけにはいかないのだ…！他のものを信用してはいけない！」
ケニー「へぇ…そうなのかい」
ロッド「ケニー…お前はよくやってくれた…もう自由になれ
ほかの生きがいをもて、長生きしろ」
ケニー「……それじゃあつまんねえんだよ」
ロッド「…！ケニー、何をするつもりだ」
ケニーという人はお父さんを放すと階段を上がってエレンに近づいた。
何をするつもりなのかと見ていたら…
エレンの口枷を外して額に傷をつけた。
エレンの巨人化の条件は傷…
いつ巨人になってもおかしくない…
ケニー「巨人になればいい、もう邪魔はしねえよ
ただし、よーいドンでだ。お互いが巨人になって殺し合う…ヒストリアが勝てば平和が訪れる。
エレンに負ければ状況は変わらねえ
寿命が尽きるまで息してろって…それが生きていると言えんのかぁ？」
ロッド「ヒストリア！！この注射なら強大な巨人になれる！強大といっても背骨を噛み砕き脊髄液を体内に入れれば良いのだ！！
…ヒストリア！！！」
注射器を渡されて、
お父さんやケニーって人は離れていった。
巨人になって…エレンを食べる…。
＿＿＿貴「またヒストリアを傷つけようとしてる！！！」
A……あなたは本当に“悪魔”なの…？
注射器を持った私の手は震えていた。
ヒストリア「なんでよ…エレン！なんで巨人化しないの！
私が巨人になれば…食べられるんだよ？！そのままだと……！」
エレン「ｯ〜…」
ヒストリア「ｯ…」
エレンは泣いていた。
エレン「要らなかったんだよ…俺も俺の親父も…親父が5年前にここにこんなことをしなければ…お前の姉ちゃんが全て何とかしてくれるはずだったんだろ…
親父が巨人の力をあるべき所から盗んだせいで…
一体どれだけ人が死んだ…？」
貴「違う……エレン……」
エレン「…死んだみんな…とても俺には償い切れない…
要らなかったんだよ。訓練の日々も壁の外への夢も…
俺は…要らなかったんだ…」
episode108 ヒストリアside→←episode106 ヒストリアside
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
