episode146 ライナーside ページ47
ライナーside
＿ユミル「この手紙はヒストリアに渡してくれ…
あともしアイツに…Aに会ったらアイツを責めないでやってくれ。
アイツは望んであんな役目をおってる訳じゃねえはずだからよ…」
ユミルが俺たちとの別れ際にそう言った。
A、か…。
なんだかんだで、アイツと出会ったおかげで俺たちは壁の中で普通に生活ができた。
だが…まさかアイツがそうだと気づいた時には…
背筋が凍った。
ベルトルト「ライナー、大丈夫か？」
ライナー「ベルトルト…悪い…」
ベルトルト「何言ってるんだよライナー…仕方ないよ」
俺たちはシガンシナ区の壁上で火を炊いて夜を過ごしていた。
アニを奪還して故郷へ帰るつもりだったが…
戦士長はここの敵を殲滅して、エレンとAを奪還することを優先すると言い出した。
どちらを実行するのかを決めるために戦士長に勝負を挑んだが…俺は敗北した。
ライナー「…すまない、アニ…」
ベルトルト「大丈夫さライナー…戦士長の作戦が成功したら、迎えに行こう」
ライナー「あぁ…」
「まだ、気にしてるのか？いい加減腹くくれよー」
ベルトルト「ジーク戦士長…」
ジーク「もう“座標”もこの島の“呪いの子”も見つけた事だし。やることは最初から決まってんだ」
“呪いの子”…
最強の悪魔と伝えられ、かつてマーレからこの島へ逃れようとしていたエルディア人の一部をマーレの大陸に取り残し見捨てた張本人と教えられていた。
俺たちがマーレの戦士として今生きているのは…奴のせいって訳だ。
その奴が…A・リシェリアだ。
そして…Aは2000年生き続ける“呪いの子”
俺は恨んでいた…奴こそ悪魔の王だと…。
奴を仕留めねばならないと思った。…俺たちマーレへ取り残されたエルディア人の復 讐のために。
しかし、戦士になった俺たちに課せられた任務は
始祖の巨人と呪いの子をこのパラディ島から奪い去ることだった。
奴の特徴など…何も知らされていなかったから苦労した。
やつについての情報は壁内のどこへも存在しなかった…
だが…俺たちは気づいてしまったんだAの正体を。
ジーク「A・リシェリア…」
Aは俺たちの知る歴史の面影とは別人のように感じた。
ユミルの言っていた言葉が…どうも心に残ってしまってる。
だが、俺は実際に目の当たりにした…
奴の本当の恐ろしさを。
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
