episode135 アルミンside ページ36
アルミンside
貴「私は自由を奪われた……」
Aはリヴァイ兵長のお気に入りだというティーカップに触れながら
微笑んだ。
貴「ほとんど…ロッド・レイスが話していた通りよ。
まあ、違う部分もあるのだけど。それは話せない。」
エレン「話せないの理由が俺たちは知りてえんだ」
貴「…私には絶対に破れない“契り”がある、それだけ伝えておくわ」
Aはティーカップの紅茶を飲んだ。
その目はとても切なそうだった。
絶対に破れない“契り”か…話したくても話せない…
それは100年前の事なのか2000年前の事なのか
アルミン「わかった。じゃあ答えられるものだけ教えて
君の目的は？人類の滅亡？それともほかにあるの？」
貴「………」
アルミン「君は巨人の力を持っているの？」
貴「………」
アルミン「君はなぜ初代王から恐れられていたの？」
貴「………」
アルミン「君の言う“運命”ってなに？」
貴「………」
アルミン「…君はこれからどうしたい？」
貴「………」
アルミン「君とエレンは何か繋がりはあるの？」
貴「………」
アルミン「Aはどうして2000年もの間生きていられるの？」
貴「………」
アルミン「僕らをどうしたい？」
貴「…さあ」
アルミン「君は僕達よりも人がいっぱい死ぬのを見てきたはずだ…辛かったよね」
貴「ｯ………」
初めてAが、反応した。
アルミン「…僕達は君の今までを全て理解できるとは思わない…
でもこれだけは言わせてくれ、僕たちは協力し合うべきだ。」
頷いてほしい。
アルミン「今は人類が危険に脅かされている、エレンもだ。
僕達も君の“運命”を守りたいと思ってる」
貴「……どうやって？」
アルミン「…僕達はまだ何も先のことは分からない。だから君が導いてくれないか、A」
貴「………」
一か八かの会話だ…。
僕達はAのいう“運命”の正体が何か何も知らない…
でも、ここでAをこのまま幽閉したりするのは僕達人類にとってなんのいい事もない。
人類の勝利には必ずAを味方にする必要がある。
アルミン「君に協力したいんだ、A」
君は誰よりも優しい人だから
その優しさを利用してでも…君を手放せない。
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
