episode126 ページ27
Aside
貴「じゃあ試してみる？」
リヴァイ「指より舌を引き抜く方が楽しそうだ」
貴「そういうとこ、素敵ね」
リヴァイは私を引き寄せて、自分の膝の上に横向きに座らせた。
私の体に腕を回されて
私はリヴァイに唇を奪われる。
リヴァイは唇を離すとまた私を強く引き寄せた。
貴「……そういえば、ケニーの最期はどうだった？」
リヴァイ「なんで奴の話が出てくんだ」
貴「気になったのよ、ケニー・アッカーマン…
あなたを育ててくれた人じゃない」
リヴァイ「……」
貴「あなたと私が出会った頃はまだケニーは地下街にいた。
3人で暮らして、私とあなたはよく喧嘩をしてて
その度にケニーが一儲けしようと、勝敗を賭け事にして遊んでた。
そんなケニーに2人で挑んで打ちのめされて…
そんな日々の繰り返しだった」
リヴァイ「…そうだな」
＿＿＿
貴「も〜…またケニーに負けるなんて…リヴァイがむちゃに飛び込むから」
リヴァイ「あ？先に飛び出してボロられかけたのはお前だろA」
貴「違うわよ。…これでまたケニーにこき使われるの嫌…リヴァイのせい」
リヴァイ「テメェ、もう1回殺してやる」
貴「ふふっ、もう1回どころか1回も殺されてないけど」
ケニー「おいてめぇーら！負けたんならとっとと酒を盗ってこい！！」ｺﾞﾂﾝｯ
「「ッ！！！！」」
リヴァイ「ッテェな…ケニーの野郎いつか覚えとけよ…」
貴「うぅ…」
ケニー「ﾀﾞｰﾊｯﾊｯﾊｯ！リヴァイ、お前いつまでもクソクソ言ってねぇで男になれよー」
リヴァイ「はぁ？」
ケニー「Aみてぇな可愛い奴どこ探しても居ねえからな？テメェの女はテメェが守れ、それが男ってもんだぜ。
わかったかぁ？チビ」
リヴァイ「うるせぇ」
貴「リヴァイー！何とろとろしてんのー！？遅すぎるんだけどー！？」
リヴァイ「今行くから待ってろ、A！」
ケニー「女に先取られてんじゃねぇ！！」
リヴァイ「ﾁｯ…」
＿＿＿
…それからしばらくして、私とリヴァイが喧嘩してるなか
ケニーは突然居なくなった。
リヴァイ「……」
貴「ケニーは最後になんて？」
リヴァイ「“俺は人の親にはなれねぇ”…だとよ
なあ、A」
貴「？？」
リヴァイ「…奴は母さんの兄貴だったんだと」
貴「……そっか」
私はリヴァイを抱きしめた。
ケニーはしっかりあなたの親だった。
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
