episode119 ページ20
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しばらくして、
ハンジさんやエレンたちみんなも到着をして
オルブド区外壁で仕留める算段についての最終作戦会議が開かれた。
貴「………」
ヒストリア「………」
ヒストリアはこれが終わったら、正式に王位を継ぎ
女王として即位するのだという。
……正直もう私がヒストリアを守る理由は無くなった。
これから害であるロッド・レイスも死ねのだから
もう何もない。
だから、心底どうでもいいと思ってしまった。
誰が王位に即位しようが…私には何ら関係の事だから。
その島にいるレイス家の血はヒストリアだけ…
たった1人に私は脅威を感じない。
これからは私は自分のことに集中出来る…。
調査兵団からどう逃げようかとも考えているけど…
この状態じゃあ、リヴァイは私を離してはくれないでしょうし…
エルヴィン団長もきっと同じ、みんなもね。
私に真実を求めている。
ヒストリア「A…！」
貴「…なに？」
ヒストリア「あの……あの、伝えたいことが…」
貴「ヒストリア、女王様頑張ってね」
ヒストリア「…うん…それでね、A…今までお父さんたちがあなたにしてきたこと、謝りたいの。ごめんなさい、酷いことをしてたと思うの」
私はそれで頭を下げるヒストリアを見て、不思議に思った。
どうして自分がやった事じゃないのに謝るのかしら。
ヒストリア「地下であなたの事を人類の敵だって言ってしまってごめんなさい…私はこれからもあなたの味方でいたいの。
これからも友達でいたい」
貴「ふふっ」
リヴァイ「……」
貴「いいのよヒストリア」
ヒストリア「でも……」
貴「世界にどう見られていようと、だれになにをいわれようとか、私は私で今を生きる。
だから、ヒストリアあなたも好きにすればいいわ 」
ヒストリア「！…うん！ありがとう！」
ヒストリアは笑顔で去っていった。
リヴァイは隣で私たちのやり取りを見ていて
何か気になったのか、私のことをじっと見つめていた。
リヴァイ「なあA」
貴「どうしたの？」
リヴァイ「お前は自分の人生に終わりがあるなら、最後はどうやって死にたいんだ」
貴「なんで？？」
リヴァイ「そんくらい考えるだろ」
貴「まあそうねぇ…
もし人生が終われるなら私はリヴァイの隣にいたい。かな」
どんなに叶わない夢と分かっていても
そう夢見るのは自由でしょう…？
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
