episode112 ページ13
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前に走り出したエレンが巨人化をした。
貴「みんなエレンの下に！」
コニー「エレンの巨人じゃ潰れちまうんじゃ！」
貴「大丈夫よ、彼にはできるわ。はやく」
私はみんなの背中を押してエレンの元へ走らせた。
ここはみんなを生きて帰すのが優先
エレンとヒストリアだけじゃない、ここにいるみんなを。
エレン《ぐぉおおおおおおお！！！》
ﾋﾟｷﾋﾟｷﾋﾟｷｯ＿！！
エレンの触れた地面から洞窟と同じ鉱石が出現しエレンの周りを覆い、みんながエレンの足元に入った。
エレンに鎧の硬質化を使える液体を飲み込ませた、
これで今まで実験しても出来なった硬質化ができるようになって
あなたたちの望み通り、ウォールマリアは奪還できる。
私はもうみんなに力を貸す必要は無い。
ミカサ「A…？！」
ヒストリア「A、はやくきて！！」
コニー「何してんだ！！潰されちまうぞ！！」
サシャ「はやくきてください！一緒に帰るんです！！」
ジャン「お前ここで死ぬ気じゃねえだろうな！？！」
貴「………」
私はどうせここで潰れたって死なないわ。
“運命”はもう守られた。
何からも脅かされない…、もうこれで心配要らない。
私はみんなとはもういられない。
リヴァイ「ﾁｯ…」
ジャン「兵長！？もう崩れます！！」
エレンの下にいたはずのリヴァイが戻ってきた。
リヴァイ「何する気だ」
貴「何もせずここに立ってるわ」
リヴァイ「俺たちと帰れねえってか」
貴「ええ」
リヴァイ「それは俺が許さねえ」
貴「私はそっちへはいかないわ」
リヴァイ「ダメだ」
貴「エレンとヒストリアは助かる。はやくエレンの下に行って！ロッド・レイスは動き始める」
リヴァイ「あぁ、そうだろうな」
貴「リヴァイ、私はここまでなのよ。
みんなとはいられないの、諦めて」
リヴァイ「無理だ」
貴「こういう時に頑固にならないでくれる？！もう崩れるわよ」
リヴァイ「言っただろA
お前を失うのはもうごめんだ。
ここでお前が死ぬことは俺が無理だ、だから強制的に連れていく」
貴「え……」
私の体は軽々と担がれてしまった。
はあ、なんでかな…
私はもう調査兵団でできることなんて何もないのに。
心の奥底では、もう少しみんなといたいなとか思っちゃうの。
悪魔なりに良い子になろうとしてるのかしらね。
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
