episode94 リヴァイside ページ45
リヴァイside
貴「………」
リヴァイ「………」
俺は眠ったAを、横に寝かせて
涙のあとで汚れた肌を軽く拭った。
…今は何も考えたくねえ
アルミンの憶測が正しいのか正しくないかは、結果本人から聞かねえことにはなにも分からないただの憶測でしかない。
そんなことは分かっている。
…しかし、俺はお前を疑うしかないようだ。
リヴァイ「いいか、お前ら。
Aが目を覚ましたらどこにも逃げねえようにそこら辺の木に縛り付けとけ、こいつのつけてる立体機動装置は外せ」
ジャン「兵長！！」
コニー「そんなAが…！Aは何も…！」
リヴァイ「…それは本人の口から聞いてから決める」
ミカサ「………」
リヴァイ「今後どうするのかは、こいつ次第だ」
サシャ「そんなっ……」
アルミン「ごめん…みんな…」
リヴァイ「…ひとまず、ジャン、アルミン、ミカサで街に買い出しに行ってこい。腹ごしらえだ」
ジャン「了解」
こいつの話をしてから空気は重いままだ。
食い意地の張った女も坊主も、俯いたままだ
お前何を隠してんのか俺は知らないが…仲間にこんな顔させるんじゃねえよ、馬鹿野郎が。
A、俺はお前を信じる。
地下街で出会ったお前は、ただただ自由に憧れる女だった…
俺なんかとつるんで、無邪気に笑って
暇さえあれば、天井を仰いで泣いていた。
お前はいつも俺を信じてくれていた。
だから俺はお前を信じる…
お前はこの世でたった1人、俺が選ぶ最初で最後の女だ
この目に狂いはねぇ…そう自分を信じさせてくれ。
サシャ「……」
リヴァイ「お前らは、それでもこいつを信じるか？」
アルミンの話は憶測だが、
否定出来ない部分が多すぎる
もしそうだとしたら…
コニー「俺は信じます」
サシャ「私も！！Aはよく私に食事を分けてくれますから！
そんな優しい人に悪い人はいません！」
コニー「いつも俺たちは何かしら助けられてて、だからもしそうだとしても！あんな泣いてる所みたら、今度はこっちが助ける番だと思います！」
だとよ、A……
だからお前さっさと目覚まして全部吐いちまえ。
リヴァイ「このままずっとおもりはごめんだぞ」
「いいわよ…おもりなんか、しなくて」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
