episode88 ページ39
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トロスト区内でリヴァイ達は中央憲兵たちとやり合っていた。
そんな中私はいつもより深くフードを被り直して
ハンジさんとモブリットさんと一緒に街の中を動いた。
貴「……ｯなんで…」
私はさらに追い詰められていた。
ハンジ「エルヴィン！！！(ﾊﾞｧﾝﾂ」
ハンジさんは勢いよく扉を開けてエルヴィン団長に話し始めた。
ハンジ「事態が悪化した！それも3つだ！！
1つはエレンとヒストリアが拉致された！！
私の部下も3人もやられた…私はすぐにリヴァイと合流して行き先を何としても探るつもりだ！」
エルヴィン「……で、もう1つは」
ハンジ「エレンがユミルとベルトルトの会話を思い出したんだけど…これが事実だとすれば…飛びそうだァ！頭がァ！！！」
モブリット「落ち着いてください！」
ハンジ「くぅー！！！」
エルヴィン「問題はなんだ？」
ハンジ「早く救出しないと…エレンは喰われる！！」
エルヴィン「？！……」
貴「……」
エルヴィン「では、3つ目はなんだ？」
ハンジ「そ、それが………」
ハンジさんとモブリットさんの視線が私へ向けられた。
エルヴィン団長は、なんだ、とでも言うように私のほうを見た。
貴「………」
エルヴィン「Aがなんだ」
ハンジ「それが……中央憲兵がAのことを探しているらしいんだ…」
エルヴィン「…なぜだ」
ハンジ「それがまだ分からないんだ！！とにかく！！…リヴァイ達と合流する！！また来るよ！！！」
エルヴィン「A…何か心当たりはないのか？」
貴「………ありませんｯ」
私たちはリヴァイ達と合流するために、
待ち合わせの場所へ向かった。
ハンジ「ねえA…本当に心当たりないの？」
貴「はい」
ハンジ「そっか…」
冷静を装ってる私の頭の中は軽くパニックになっていた。
まずいまずいまずい…ｯ
やっぱり中央憲兵は、エレンとヒストリアを攫っただけじゃない
私まで狙ってきた。
これも全部…ロッド・レイスがそうさせてるに違いないｯ
私が感じていた嫌な予感はやっぱりこれだった…中央憲兵ｯ
待ち合わせ場所の小屋に到着すると、
みんなの視線は私に集中した。
ハンジ「A、君は今心当たりを模索しててくれ。
その間に私はリヴァイと中央憲兵の尋問に入る」
貴「ｯ…はい」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
