episode83 ページ34
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翌日の真夜中
私はリヴァイと一緒にエルヴィン団長のいるトロスト区へ来ていた。
エルヴィン「そうか…今回も失敗か。
上手く行けば一日足らずでシガンシナ区に空いた穴を塞げると言うことだったが…」
リヴァイ「何しろ情報がねえからな。硬質化の方法について教科書でもあれば別だが…
あとはクリスタ…いや、ヒストリア・レイス、あいつから壁についての情報をたどるか」
エルヴィン「彼女が話した生い立ちなついての報告は読んだ。貴族、レイス教の隠し子…確かに不幸ではあったらしい。
だが、ただの地方貴族が壁の秘密を知ることが出来るのかが謎だ」
貴「………」
リヴァイ「現時点でヒストリアからは壁だったりの情報は何も聞き出せない、というより知らないと言うのが正しい」
エルヴィン「…なぜウォール教は彼女なら、と言うのだ」
貴「………」
リヴァイ「お前…さっきからずっと黙ってるな。何か考えでもあるのか？」
エルヴィン「……A、何かあるなら話してくれ」
貴「…いえ、何も…。ただヒストリアの身を案じているばかりです…」
リヴァイ「昨日の夜、ミカサとヒストリアと3人で居間に居たそうだが、なにも話してないのか？」
貴「昨日はユミルのことが気になって寝れないからと、一緒にいただけ
それ以外は何も無いです」
リヴァイ「そうか」
リヴァイはそういって、紅茶を1口飲んだ。
エルヴィン団長は何も言わずに窓の外を眺めていた。
このトロスト区にウォール教がいる…早くここから出て小屋に戻りたいわ。
……ここでは姿を見られないためにわざわざフードをかぶらなきゃいけないんだもの、ウォール教のせいで窮屈…
リヴァイ「お前、トロスト区に来てから落ち着かないな」
貴「…同じ地区にウォール教がいるって考えると吐きそうで…」
エルヴィン「ウォール教嫌いは大変だな」
リヴァイ「仕方ねえな、戻るぞA」
エルヴィン「待てリヴァイ、Aを置いていってくれないか」
リヴァイ「なんだエルヴィン。Aのクソをここでぶちまけてもいいのか？」
エルヴィン「……いいか、A」
貴「？…命令なのであればやむおえません」
リヴァイ「ﾁｯ…しっかり返せよ、エルヴィン」
エルヴィン「分かっている」
貴「何かございましたか？」
エルヴィン「あぁ…君にお願いしたいことがあってな」
貴「？？」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
