episode76 No side ページ27
No side
ユミル《(そうかやっと…分かったぞ…
だからライナーたちは必死こいてエレンたちを……
なら、この壁の中に未来が無いわけじゃない)》
鎧《(最悪だ…よりによって座標が…！！最悪のやつの手に渡っちまった！絶対に取り返さねえと……！)》
ベルトルトを連れた鎧の巨人がエレンを追って走り出した。
鎧《(断言出来る……！！この世で1番それを持っちゃいけねえのは……！！
エレン、お前だ！！)》
ミカサ「エレン、鎧が……！」
エレン「＿来るんじゃねえ！！てめぇら！！ぶっ殺してやる！！！！！」
＿＿＿ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ＿
鎧《！！！》
ベルトルト「！！！」
ユミル《！！？》
またも3人の体に雷が落ちた直後
白い巨人が立ち上がり、エレンの前へ背中を向けて瞬時に移動した。
《………》
《＿＿アァァァアアアアアア＿！！！！》
白い巨人が叫ぶと
エレンの母親を食べた巨人を食べていたはずの無垢の巨人たちが、今度は鎧の巨人にむかっていっせいに走り出した。
エレン「なんだ！？巨人が今度は……！」
鎧《！！！(まずい！ベルトルトが！！)》
ベルトルト「！！！」
アルミン「エレーン！！！」
エレン「アルミン！」
アルミン「乗って！早く！！」
エルヴィン「この期を逃すな…撤退せよ！！！！」
無垢の巨人たちは鎧の巨人の囲み、その体に噛み付いた。
その隙に兵士たちは馬を走らせ壁へ向かった。
そんな中、巨人化したユミルは壁に向かう足を止め、ヒストリアを頭を撫でるようにその手で包んだ。
ユミル《……ごめんな》
ヒストリア「え…？……ユミルー！！！！！」
ユミルは無垢の巨人達に、襲われている鎧の巨人に向かって走り出した。
ユミル《おおおおおおおっ！！》
ユミルはヒストリアと共に壁の中へ戻る選択を、やめた
その真意は誰にも分からない。
兵士たちは全速力で進んだ。
すでに、多くの兵を失い、団長の片腕を失いつつ
目的を果たした彼らに振り返る余地はなかった。
エレン「(あの白い巨人……俺を守った…のか…？)」
エレンが白い巨人を見ようと振り返った時には、
白い巨人の姿はどこにもなかった。
貴「エレン、今は前をみて走るのよ。
振り返ってる余裕は今はないわ 」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
