episode74 ページ25
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鎧《うぉおおおお！！！！》
貴「わぁお」
鎧の巨人はこちらにいた無垢の巨人を撤退していく兵団の方へと投げ始めた。
無垢の巨人が次々と遠のいていく兵団の方に飛んでいく。
すごい怪力だこと。
まだ方法はあるって…エレンをそこら辺の無垢の巨人に食わせて、それを持ち帰ろうって事ね。
まあ確かに…柔軟な発想よね。
ベルトルト「抵抗…しないんだね…」
鎧の巨人の腕の中でじっとして、巨人が投げられた方をただみている私にベルトルトがこう聞いてきた。
ベルトルト「……もっと抵抗されると思ってたよ」
貴「あら、そう」
ベルトルト「……」
エレンはミカサがキャッチして一緒にいるはず。
まあライナーの投げた巨人のせいで地面に落ちてたのが見えたけど。
ここから見たところ、コニーがヒストリアをユミルから取り返したみたいだし
…それに、私はきっとこれから面白いものが見れる気がしてる。
ワクワクしてるの。
そう確信したのは…エレンやミカサが落ちた方にある無垢の巨人の姿が見えたからだ。
貴「ふふっ」
ベルトルト「(どうしてこんなに…余裕そうなんだ…)」
あの巨人は、5年前にエレンの母親を食べた巨人。
運命的な再会…素敵だわ
さあもっと……近づいて…
ベルトルト「ねえA……君が僕たちと初めて出会った日…君はこうなる事が全てわかっていたのか…？」
貴「さあ」
ベルトルト「どうして壁の外で僕らと会ったんだよ…？」
貴「さぁ」
ベルトルト「君はどうして…ｯ君は優しい人なのに！どうして僕たちの味方にはなってくれないだ！！」
貴「…さぁ？」
ベルトルト「僕たちのことだって初めっから分かっていただろうに…どうして手を貸してくれたんだよ！？
どうして僕たちに訓練兵になるのを勧めたんだよ…！！！
そうならなければ…そんな事しなければ…僕達はこんなことにはならなかったかもしれないのにｯ…！！
Aｯ…頼むよ一緒に来てくれ！君だって、仲間が死んでいく野をこれ以上見たくないはずだろう…？
だって君は…！！優しい人じゃないか…ｯ！！！！ 」
私はただ目の前の光景に目を光らせた。
それなのに…うるさいヤツが私の隣にいる……
貴「……ベルトルト…」
ベルトルト「…え？」
貴「＿不愉快だわ」
＿＿＿ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ＿
＿＿＿＿＿ﾄﾞｫｵｵｵｵｵﾝｯ！！！！！
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
