episode72 ページ23
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危険を察知したベルトルトは鎧の巨人の首元で
鎧の巨人の腕に守られる形となった。
どうやらみんなは1度彼らを説得したいみたい……
貴「……」
どちらもやっぱり可哀想…
生まれた場所が違うだけの同じ人間たちが、対立し、お互いを罵倒する。
………残酷ね、この島で生まれてしまった子たちも
この島の外で生まれた子たちも
どちらの人生も残酷で、とても醜くて可哀想
殺し合うならはやくそうすればいいわ。
私はエレンとヒストリアさえ奪えれば…それでいい。
ただ、私が疑われない程度には兵士を勤めさせて貰うけどね。
その時、前方からエルヴィン団長が多くの巨人立ちを引連れて走ってくるのが見えた。
貴「みんな、今すぐそこから退避を！」
ミカサ「どうして？！」
貴「前をよく見て、巨人をぶつけるわ」
コニー「あれはエルヴィン団長！？巨人引き連れてきてるぞ！？」
サシャ「はやくここから退きましょう！！」
貴「はやく！散開して、巨人から距離を置いて」
巨人たちが鎧の巨人とぶつかる。
鎧の巨人は両手でベルトルトとエレンを守っているから十分には戦えない。
あの両手を離した隙に…エレンは奪える。
貴「うまくいきましたね、エルヴィン団長」
エルヴィン「いいや、これからだ！総員、突撃！！
人類存亡は今！この瞬間に決定する！！！」
エルヴィン団長はブレードを抜き、空へと掲げた。
エルヴィン「エレンの力なくして人類がこの先存命できる未来は永遠に訪れない
エレンを奪い返し、即帰還するぞ！！
心臓を捧げよ＿＿！！！！！」
「「「「うぉおおおおお！！！」」」」
エルヴィン団長を戦闘に全員が、巨人に囲まれた鎧の巨人目掛けて走り出した。
エルヴィン「進めぇぇぇ！！！！」
＿＿＿ｶﾞｯｯ＿！！！！！！
「「「！！！？！」」」
その瞬間、私たちの目の前を走っていた団長が突如視界から消えた。
木の影に居た巨人に腕を持っていたれたのだ。
「エルヴィン団長ー！！！！！」
全員が指揮を失ったように思われた。
しかし、
エルヴィン「進めぇええええ！！！！！
エレンはすぐそこだ！！進め！！！！」
腕を持っていかれながらも叫ぶその姿に、全員が動かされた。
貴「………」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
