episode67 ユミルside ページ18
ユミルside
ライナー「…………あぁ…そうだったな」
エレン「はぁ…？なんだそりゃ…」
ユミル「なんとなくだが…わかった気がするぞ。おかしいと思ったんだ…壁を破壊した奴が命懸けでコニーを助けるわけない。
自分が矛盾したことやってんのに無自覚だったんだよ
なんでそんなことになったのか知らんが…
恐らく、本来は壁の破壊を目的とする戦士だったが、兵士を演じて生活するうちにどっちが本来の自分か分からなくなった…
嫌、もしくは罪の意識に耐えられず心の均衡を保つために
自分は壁を守る兵士だと逃避し、そう思い込むようになったんだ…
その結果、心が分裂し記憶の改ざん。話が噛み合わなくなることが多々あったって様子だな……
ベルトルさんの呆れ顔を見るに…すげぇな！お前の実直すぎる性格だとそうなるんだな！」
ライナー「黙れ！！口を閉じろ…ｯ」
ユミル「！…悪かったよ。詮索がすぎたな…」
エレン「ふざけんじゃねぇよ…なんで被害者面してんだお前ら。
どういうつもりで俺たちの話を聞いてたんだ…？なぁベルトルト
おまえだよ、腰巾着野郎！俺は話したよな…？俺の目の前で俺の母さんが巨人に食われた時の話を…したよな？お前の蹴り破った扉の破片が俺の家に直撃したから母さんは逃げられなかったんだって…
知ってんだろ？話したもんな？
どう思った？あの時…どう思ったんだ？！」
ベルトルト「あの時は……気の毒だと思ったよ…」
エレン「あぁ…そうか……お前らな…お前らは兵士でも戦士でもねえよ
ただの人殺しだ！なんの罪もない人を大勢殺した…大量殺人鬼だ。」
ライナー「んなことわかってんだよ！！お前にわざわざ教えてもらわなくてもな！！」
エレン「じゃあ一丁前に人らしく悩んだりしてんじゃねえよ！！もう人間じゃねえんだぞお前らは！！！この世界を地獄に変えたのはお前らなんだぞ！！！分かってんのか人殺しが！！」
ライナー「その人殺しに何を求めてんだよお前は！！
反省して欲しいのか？謝って欲しいのか？それでお前は満足か？もうお前らの知る俺らは居ねえんだ！！
泣き喚いて気が済むなら！そのまま喚き続けてろ！！！」
エレン「……そうだな…俺がまだ甘かったんだ
俺は……頑張るしかねえ…頑張って…
お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力するよ」
ユミル「そうじゃねえだろ……」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
