episode65 ユミルside ページ16
ユミルside
ライナー「おう、エレン起きたか」
ちょうどいいタイミングで目が覚めたな、エレンの奴…
エレン「！？！？腕が！！？」
ユミル「エレン、見ろよ。私もこのとおり腕と足がない
お互い今日は辛い日だな」
エレン「ユミル…なんで俺の腕がねえんだ…？」
ライナー「それはすまん。俺がやった…なんせ急いで居たからな。
慌てて項に噛み付いたらお前の両腕を蔑ろにしちまった」
エレン「……そうか、俺は負けたのか……」
目が覚めたエレンは自分の両腕がないことに動揺し、
怖い顔してライナーを睨みつけた。
怒り狂って、自分の腕を噛んで巨人化しようとするエレンに
私は近づき、その行為を止めた。
ユミル「待てよエレン、よく周りを見てみろ
ここはウォールマリア内の森らしい、当然巨人さん方の敷地内な訳だが…見ろよ。あれも奇行種って言うんだろうか…くつろいで居るように見えるが目はしっかりこっちを見ている。
下には細かいのが多い、これは十分脅威だ。
あっちにはデカいのもいる、見てるだけでこっちには来ない。繊細なんだろうな
そんで奴らだ
2人だけ立体機動装置をつけてやがる。
闇雲に今巨人化しちまうのは得策じゃない。アイツらも同じことが出来る上に木の高いことろに逃げることも出来る。そうじゃなくても周りは巨人だからなんだ
巨人の領域内を生き抜くのは、巨人の力を持っていても困難だ。分かるだろ＿？
暴れてる余裕はないんだよ」
ライナー「いや、そもそも今お前らは巨人にはなれん。そんな都合のいい代物じゃねえのさ。
体力は限られている。今はお前らの体を修復するのに手一杯だろうよ」
エレン「バカが…！誰がテメェの言葉なんざ信用するか！」
ユミル「…まあ、巨人の力について私も詳しく知ってるわけじゃないからな。その辺の仕組みはアンタらと違ってよう知らん。
なあ、ライナー…エレンが目を覚ましたら話すって言ってたよな？
アンタたちがこれから私らをどうするつもりなのか」
ライナー「……俺たちの故郷に来てもらう。
大人しくしろって言って従うことがないことくらいわかってる。だがユミルの言う通り…ここは巨人の巣窟だ。
ここで俺らが殺しあったって弱ったところを巨人に食われるだけだ
つまり、巨人が動かなくなる夜までここにいるしかねえのか。
お前らが俺らを出し抜くにせよ、俺らがお前らを連れ去るにしろ…夜まで待つしかない」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
