episode61 ページ12
Aside
リヴァイ「落ち着いたか？A」
貴「…うん、ごめん」
リヴァイ「もう謝るのはやめろ」
貴「でも……」
リヴァイ「それ以上謝ったらこのフード、外すぞ」
貴「……ひどいわ」
リヴァイ「お前がなんでウォール教が嫌いなのかはひとまずどうでもいい。フードのせいで俺はお前のその髪が拝めなくて残念だ」
リヴァイはフードの中の私の髪に触れて
フッと笑った。
……私は一体何をしているのかしら…
どうして口走ってしまったの……
私は罪を犯してる……。
でも……今だけは……この一時をどうか許して欲しい…
この幸せを
貴「リヴァイ…」
リヴァイ「なんだ？」
私はリヴァイの頬に両手をかざして、顔を近づけた。
そっと唇を重ね合わせると
リヴァイは口角をあげて、再び私の顔を引き寄せた。
これが私の最後の人生……
最後くらい…少しくらいいいよね…？
A・リシェリアの人生を楽しんでも。
貴「そろそろ行かなくちゃ、エルヴィン団長と作戦について話してくる」
リヴァイ「あぁ、そうだな」
貴「…少し困ったわ…これからあなたとどう接したらいいか…」
リヴァイ「そんなもん昔みてぇに俺だけ見てればいい」
貴「今の私はただの新兵よ」
リヴァイ「関係ねえ、これからはお前は俺のだ」
貴「はぁ……変に頑固なところ、治した方がいいってむかし言ったのに」
リヴァイ「なんだ、俺以上にて適役がいるのか？それは大変だ、始末しねえとな」
貴「もう…いい加減なさい(ｺﾂﾝｯ」
私はリヴァイの頭に拳で軽く叩いた。
リヴァイとこうして顔を合わせて、昔のように話せることが良い事なのか分からない。
それでも、少し心が軽くなったように感じた。
リヴァイ「フッ…」
エルヴィン「A、用意は済んだか？」
貴「は、はい！」
エルヴィン「…作戦について話し合う。着いてこい」
貴「はい、今行きます」
リヴァイ「じゃあな」
私は満足そうに笑うリヴァイの顔を見て、軽く頷いて
エルヴィン団長の後ろを追った。
エルヴィン「良かったな」
貴「え………あ…はい」
リヴァイとの事が見られていたのかと思ったら…なんだか少し恥ずかしくて
熱くなった顔を隠すために俯いた。
他に誰も見てませんように……。
ジャン「……(なんだったんだ今のは＿＿
Aとリヴァイ兵長が
＿き、キスだとぉおおお！！？！)」
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猫まる(プロフ) - 龍亜さん» そう言って貰えてめちゃ嬉しいですっ！ばんばん更新させて貰いますっ！ (11月26日 6時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
龍亜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。次の更新も楽しみにしています。(๑>◡<๑) (11月23日 21時) (レス) id: 3f328260d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月22日 6時
